住宅業界トップの積水ハウス。その年収はどこまで高い?
平均年収や年代・役職別レンジ、インセンティブ・賞与の実態、初任給から福利厚生、働き方やワークライフバランス、転職難易度まで、最新データ&口コミをもとに徹底解説!
「若手で1,000万円超えは本当?」「安定と高収入は両立できる?」など、リアルな疑問に分かりやすく答えます。
転職希望者・新卒志望者はもちろん、業界研究にも役立つ内容です。
積水ハウスの平均年収・中央値はいくら?業界内での位置付けも解説!
積水ハウスは日本有数のハウスメーカーで、2025年1月期の平均年収は883万円(平均年齢43.9歳)。
過去5年を見ても800万円台をキープし続け、住宅・不動産業界内ではトップクラスの給与水準です。
営業職のインセンティブによる“上振れ”もあり、成績次第で年収1,000万円超えも現実的。
同業他社や大手メーカーと比較しても、抜群の待遇と昇給スピードが特徴です。
平均年収
2025年1月期の平均年収は883万円(平均年齢43.9歳)。
管理職や営業トップ層は1,500万〜2,000万円超も夢ではなく、「20代・30代でもインセンティブで年収大幅アップ」も珍しくありません。
技術職や総合職も高めのレンジで、全体として「安定して高収入を実現しやすい」職場です。
業界内での位置づけ:圧倒的高水準(同業比較の一言メモ)
大手ハウスメーカー・不動産会社の中でも積水ハウスの年収は圧倒的。
「営業はインセンティブ、管理職は賞与」で年収1,000万円超が狙える実力主義。
年収偏差値64.1(44歳で年収883万円)と、業界内でも“勝ち組”ポジション。

年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2025年1月期 | 883万円 | 43.9歳 |
2024年1月期 | 859万円 | 43.8歳 |
2023年1月期 | 834万円 | 43.6歳 |
2022年1月期 | 800万円 | 43.3歳 |
2021年1月期 | 793万円 | 43.0歳 |
2020年1月期 | 802万円 | 42.8歳 |
2019年1月期 | 819万円 | 42.5歳 |
積水ハウスの年収推移・役職別レンジ(営業・技術職)
積水ハウスの年収テーブルは「P1〜5(一般職)」「M1(主任)」「M2(課長)」「M3(部長)」の役職ごとに設定。
P1〜5(1〜10年目)は400万〜1,000万円と幅広く、営業職ならインセンティブで1,000万円超えも十分可能。
M1(主任)は800万〜1,200万円、M2(課長)は1,000万〜1,500万円、M3(部長)は1,300万円以上と、管理職・店長クラスで年収1,000万円を超える人も多数。
技術職・内勤も安定して高水準ですが、営業インセンティブほどの上振れはありません。
役職 | 年収 | 年次 |
---|---|---|
P1-5(一般職) | 400-1,000万円 | 1-10年目 |
M1(主任) | 800-1,200万円 | 10-15年目 |
M2(課長) | 1,000-1,500万円 | 15年目以上 |
M3(部長) | 1,300万円以上 | 20年目以上 |
インセンティブ・賞与で大幅アップできる“実力主義×安定型”の年収体系が最大の魅力。



年代・職種・役職別の年収目安
積水ハウスの年収は「役職・年次」だけでなく「営業インセンティブ」の有無で大きく変わります。
P1〜5(一般職)は実力主義色が強く、契約件数次第で若手でも1,000万円超えも夢ではありません。
主任(M1)は800〜1,200万円、課長(M2)は1,000〜1,500万円、部長(M3)は1,300万円以上。
営業・技術・内勤も、管理職になるほど年収アップが加速しますが、営業はトップ層だと2,000万円〜3,000万円に到達することも。
安定昇進型+成果報酬型の“二刀流”で、年収アップの道が広いのが積水ハウスの特徴です。
年代別(20代/30代/40代/50代)
年代別の年収モデルは下記の通り。
25歳で450〜500万円、30歳で750〜800万円、35歳で900〜1,000万円、40歳で1,100〜1,200万円、45歳で1,300万円以上、50歳で1,400万円以上が十分狙えます。
20代で年収1,000万円を超える営業トップ層も実際に在籍し、「年収“天井なし”」な風土も魅力。
一方、技術職や内勤は安定重視で着実な昇給が叶う環境です。
年齢 | 年収 |
---|---|
25歳 | 450〜500万円 |
30歳 | 750〜800万円 |
35歳 | 900〜1,000万円 |
40歳 | 1,100〜1,200万円 |
45歳 | 1,300万円以上 |
50歳 | 1,400万円以上 |
職種別(営業/技術/事務・内勤など)
営業職は「契約インセンティブ」がダイレクトに反映。
P5〜主任クラスで年収1,000万円、トップ営業は2,000万円〜3,000万円も。
技術職・設計職はインセンティブなしで年収安定型。管理職になると1,000万円超えも実現可能。
内勤職(事務・経理・人事など)は年収カーブが緩やかですが、福利厚生が手厚い分“実質的な生活満足度”は高いです。



役職別(一般/主任/課長/部長)
役職別の年収目安は下記の通りです。
・一般職(P1-5):400〜1,000万円(営業トップ層はさらに上振れ)
・主任(M1):800〜1,200万円
・課長(M2):1,000〜1,500万円
・部長(M3):1,300万円以上
インセンティブ・賞与の額で大きく変動しますが、管理職になるほど安定+高収入が叶います。
役職 | 年収 | 年次 |
---|---|---|
P1-5(一般職) | 400-1,000万円 | 1-10年目 |
M1(主任) | 800-1,200万円 | 10-15年目 |
M2(課長) | 1,000-1,500万円 | 15年目以上 |
M3(部長) | 1,300万円以上 | 20年目以上 |
初任給・新卒1年目の年収
積水ハウスの新卒初任給は2024年入社で学部卒240,400円/院卒251,900円(月給)。
ここに年3回の賞与・残業代が加わり、1年目から年収400万円台も十分可能。
営業職の場合は受注件数次第でインセンティブが上乗せされ、初年度から500万円超のケースも。
技術職・内勤職も賞与の手厚さで“生活のゆとり”が実感できます。
学部卒/院卒の月給・賞与・想定年収
年度 | 大卒 | 修士卒 |
---|---|---|
2024年入社 | 240,400円 | 251,900円 |
2023年入社 | 235,000円 | 246,500円 |
2021〜22年入社 | 215,000円 | 226,500円 |
年3回の賞与(合計6〜7ヶ月分)、残業代(月15hで約25,000円)も加算すると、学部卒・1年目でも年収420万〜450万円台が現実的なレンジです。
モデルケース(残業月15h+営業インセンティブ)
【学部卒・新卒1年目モデル】
・月給:240,400円
・賞与:年6.5ヶ月分(約156万円)
・残業代(月15h):約25,000円
・営業インセンティブ:0〜40万円程度
<合計想定年収>
240,400円×12=2,884,800円
+賞与1,560,000円
+残業代300,000円
+インセンティブ0〜400,000円
=4,744,800円〜5,144,800円
若手営業の実力次第で1年目から500万円台も現実的。
賞与・昇給・インセンティブ
積水ハウスの最大の特徴は「年3回の賞与」と「営業インセンティブ」による爆発的な年収アップ。
賞与は夏・冬・業績連動で年3回支給され、合計6〜7ヶ月分が目安。
さらに営業職は契約数に応じて毎月インセンティブが追加され、成果を出した分だけ年収が跳ね上がる実力主義です。
技術職・事務職は賞与が主な年収アップ要素ですが、管理職に昇進すれば1,000万超えも夢ではありません。
昇給は年1回、年功+成果型のハイブリッド評価で安定昇給も叶います。



支給回数/目安月数/評価軸・等級制度の概要
賞与は年3回支給(夏・冬・業績連動)で合計6〜7ヶ月分が一般的。
営業職は「営業成績・インセンティブ」が重視され、技術・事務は「評価+成果+勤続年数」のバランス型。
主任(M1)昇進以降は成果・実績・管理能力が強く求められ、課長・部長クラスは“選抜”の色が濃くなります。
年功型+実力主義の融合で「頑張りが報われる」「安定も狙える」年収体系が人気です。
手取り額の目安(年収883万円・単身の場合)
積水ハウスの平均年収883万円(44歳モデル)の場合、年間手取りは約645万円、月手取りは約54万円。
税金や社会保険料を差し引いても、首都圏・大都市で十分ゆとりある生活水準が叶います。
家族手当・住宅補助・福利厚生を活用すれば、実質年収もさらに高く感じられます。
月次/年次の概算手取り(控除の簡易内訳)
【年収883万円・44歳・単身の場合】
項目 | 年収 | 月収 |
---|---|---|
額面収入 | 8,830,000円 | 735,833円 |
所得税 | 575,500円 | 47,958円 |
住民税 | 521,500円 | 43,458円 |
健康保険 | 445,950円 | 37,162円 |
厚生年金 | 713,700円 | 59,475円 |
雇用保険 | 52,980円 | 4,415円 |
介護保険 | 72,000円 | 6,000円 |
手取り | 6,448,370円 | 537,364円 |



福利厚生・待遇
積水ハウスは「住まいのプロ」らしく、住宅関連の福利厚生が特に充実。
独身寮・社宅・持ち家補助・住宅ローン利子補給・住宅資金融資制度など、大手ならではのサポート体制があります。
社会保険完備、従業員持株会、企業年金、資格取得祝金制度、表彰・慶弔金・保養施設などの伝統的な福利厚生も豊富。
全国に自社ブランドのシャーメゾン(高級賃貸住宅)があり、社員は安価に住むことが可能です。
また、育児・介護休業や時短勤務などライフイベント支援も手厚く、女性管理職や時短勤務管理職も増えています。
休暇・働き方(有給取得率/残業/在宅・時短)
有給取得率79.9%(2024年度)、平均取得日数も年15日以上と「大手メーカー内でもトップクラスの休みやすさ」。
月平均残業時間21.13時間と、営業・技術職問わずワークライフバランスを意識した社風。
部署によってはリモートワーク・時差出勤や時短勤務も導入され、柔軟な働き方が選べるようになっています。
育児・介護両立や、長期休暇も取りやすい職場環境。
金銭系(退職金/社宅・持家補助/企業年金)
退職金・企業年金、持株会、住宅ローン利子補給、独身寮・社宅(自社ブランドシャーメゾン)、
住宅資金融資制度、資格取得祝金、表彰・慶弔金などの金銭サポートが万全。
「家賃補助+社宅+持ち家補助」をフル活用すれば、都内でも手取り収入以上の生活満足度が実感できる仕組みです。
育成・キャリア(研修/表彰/異動・公募)
新人〜管理職まで階層別研修・スキル研修・資格取得支援が充実。
公募・異動制度や、社内表彰・報奨も豊富。
自己成長と安定キャリアの両立が叶いやすい企業文化です。
積水ハウスは激務?ワークライフバランス・労働時間の実態
「住宅営業=激務」のイメージも根強いですが、積水ハウスの平均残業時間は月21.1時間。
年収の高さを考えると「短時間高収入型」のバランスが魅力。
近年は働き方改革の効果で、有給取得率・離職率ともに業界トップクラスの“ホワイト企業”化が進んでいます。
ただし、営業・技術職の繁忙期や年度末は残業増の傾向もあるため、働き方にメリハリをつけられる人に向いています。
平均残業時間/休日日数/離職率
平均残業時間21.13h/月、有給取得率79.9%、自己都合離職率4.4%(2024年度)。
年間休日120日以上+各種休暇で「しっかり休み+高収入」が両立できる環境。
部署・プロジェクトごとに忙しさの差はありますが、長期的に安定して働きたい人にはおすすめです。
口コミ・評判
積水ハウスで実際に働く社員・元社員の口コミからは、「年収の高さ」「福利厚生・住宅支援の手厚さ」「安定した働きやすさ」に対する満足度がとても高いです。
「若手でも年収1,000万円」「家賃・持家補助で生活が豊か」「有給も取りやすい」「家族持ちにも安心」といった好評の声多数。
一方、「営業ノルマ・繁忙期の残業」「昇進競争・実力主義の厳しさ」「部署による働き方の差」などリアルな課題も挙がっています。
年収に関する良い口コミ
・「営業で成果を出せば20代で年収1,000万円超も十分可能。
インセンティブが大きいので、やる気次第で収入アップできる」
・「賞与3回+社宅・持ち家補助で手取り以上に豊かな生活ができる」
・「管理職になれば年収1,200万〜1,500万円、トップ営業はさらに上も狙える」
住宅業界の中でも“早く・多く・安定して”稼げる会社として人気です。
年収に関する悪い口コミ
・「営業ノルマが厳しい。契約が少ない月は年収も不安定になりがち」
・「昇進・昇給が実力主義で、同期や同年代でも差がつきやすい」
・「繁忙期や大型プロジェクト時は残業・休日出勤が増えることも」
「ハードな面もあるが、その分リターンが大きい」覚悟も必要です。
採用大学の傾向
積水ハウスの採用大学は、近畿・関西の大学が多いのが特徴。
近畿大学・関西学院大学・関西大学・同志社大学・立命館大学・神戸大学・大阪公立大・明治大学など、関西系+首都圏・全国の私大・国公立まで幅広い採用。
学歴フィルターはゆるく、「人物・コミュ力・営業適性」重視の社風。
建築・土木系だけでなく文系・理系・女性も活躍しやすい職場です。
順位 | 採用大学 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 近畿大学 | 32人 |
2位 | 関西学院大学 | 27人 |
3位 | 日本大学 | 22人 |
4位 | 関西大学 | 20人 |
5位 | 立命館大学 | 16人 |
6位 | 神戸大学・大阪公立大学・同志社大学・明治大学 | 11人 |
10位 | 龍谷大学 | 8人 |
11位 | 工学院大学・東洋大学・早稲田大学・甲南大学 | 7人 |
15位 | 青山学院大学・専修大学・法政大学・南山大学・大阪工業大学 | 6人 |
新卒向けワンポイント(内定後すぐにやること)
積水ハウスに内定したら、「住宅業界・自社商品知識のインプット」「営業・コミュニケーション力の基礎強化」「資格取得(宅建など)」は早めに準備しましょう。
営業希望者はロールプレイやプレゼン練習、技術系はCAD・建築基礎や現場見学の予習もおすすめ。
配属ガチャや転勤もあるので、引っ越し・生活基盤の準備や同期との交流も積極的に進めておくと安心です。
社宅や持家補助の利用ガイド、自己PR・キャリアプランも整理しておくと配属面談で差がつきます!
健康管理・趣味・リフレッシュの時間も大切にして、新社会人デビューを気持ちよく迎えましょう。
積水ハウスに向いている人・向いていない人
積水ハウスは「成果主義×高年収」「安定した働きやすさ」を両立できる住宅業界屈指の大手メーカー。
どんな人が向いている?どんな人は合わない?を箇条書きで解説します。
- 向いている人
- 営業成果・実力でしっかり稼ぎたい人
- 数字管理や目標達成に前向きな人
- 住宅・インテリア・街づくりに興味がある人
- 福利厚生・社宅・住宅支援を活用したい人
- 堅実にキャリアアップしたい安定志向の人
- 向いていない人
- ノルマやプレッシャーに弱い人
- ワークライフバランス最重視で残業ゼロを望む人
- 営業成績が評価に反映されることを望まない人
- マイペースでゆっくり働きたい人
- 出世・昇進より現状維持派の人
「稼ぎたい!頑張りたい!」人には最高のフィールドです。
FAQ
Q. 積水ハウスの平均年収・中央値はいくら?
A. 2025年1月期の平均年収は883万円(平均年齢43.9歳)。
中央値は非公開ですが、平均×0.9〜0.95から推計すると「800万〜840万円前後」が目安。
Q. 何年目で600/800/1,000万円に届く?
A. 600万円は20代後半〜30歳前後(P4〜P5・営業インセンティブ有)、800万円は30代前半〜中盤の主任クラス(M1)、1,000万円は営業トップ・課長(M2)昇進やインセンティブ次第で到達可能です。
20代で1,000万円に届くケースも営業では珍しくありません。
Q. 年代・職種で年収はどのくらい違う?
A. 25歳で450〜500万円、30歳で750〜800万円、40歳で1,100〜1,200万円がボリュームゾーン。
営業職は成績次第で上振れ、技術職・事務は安定昇給型です。
Q. 初任給と新卒1年目の想定年収は?
A. 学部卒:月給240,400円、院卒:月給251,900円(2024年入社)。
賞与・残業代・インセンティブ込みで1年目の想定年収は420万〜500万円台(営業インセンティブ有)です。
Q. 残業時間やワークライフバランスは?
A. 平均残業は月21.13h、有給取得率79.9%、自己都合離職率4.4%。
年収の高さとワークライフバランスの両立が叶う職場ですが、営業・技術の繁忙期は忙しい時期もあります。