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パーソルキャリアの年収は?平均・年代別・初任給・福利厚生まで徹底解説

パーソルキャリアは人材業界の大手として知られ、その年収水準や働きやすさが多くの転職希望者・新卒学生から注目されています。
この記事では、パーソルキャリアの平均年収や年代・職種別の年収目安、初任給、福利厚生、働き方の実態、口コミまで、最新データをもとに徹底解説します。
「年収のリアル」「キャリアアップの可能性」「ワークライフバランス」など、気になる疑問を一気に解消しましょう!

目次

パーソルキャリアの平均年収・中央値はいくら?業界内の位置付けも解説!

まずはパーソルキャリアの平均年収や業界内での立ち位置をチェックしましょう。
人材業界・IT業界の中でもどのくらいの水準なのか、他社との比較も交えてご紹介します。

平均年収

パーソルキャリアの平均年収は819万円(2025年3月期・平均年齢40.9歳)です。
この数値は親会社であるパーソルホールディングスの有価証券報告書に基づいており、グループ全体の中核企業として高い水準を維持しています。
年収は基本給+残業代+賞与(年2回)で構成され、特に専門職やマネジメント層になると年収が大きく上昇します。
また、営業職にはインセンティブ報酬もあり、成果次第で年収アップが期待できる点も特徴です。

業界内での位置づけ

パーソルキャリアの年収水準は人材・IT業界の中でも上位に位置しています。
下記の表は大手人材・IT企業の平均年収ランキング(2024~2025年期)です。

社名 平均年収 出典
リクルート 1,119万円 24年3月期
エムスリー 936万円 24年3月期
LINEヤフー 884万円 25年3月期
DeNA 883万円 25年3月期
楽天 821万円 24年12月期
パーソルキャリア 819万円 25年3月期
サイバーエージェント 806万円 23年9月期
JACリクルートメント 789万円 24年12月期
レバレジーズ 676万円 推定
エン・ジャパン 539万円 24年3月期

このように、パーソルキャリアは業界内でも高年収企業の一角を占めています。

パーソルキャリアの年収推移(過去5年)

年収は景気や業績によって変動するもの。
ここではパーソルキャリアの過去5年間の平均年収・平均年齢の推移を表でまとめました。

年度 平均年収 平均年齢
2025年3月期 819万円 40.9歳
2024年3月期 812万円 40.4歳
2023年3月期 727万円 39.8歳
2022年3月期 730万円 39.5歳
2021年3月期 665万円 38.5歳
2020年3月期 651万円 38.5歳
2019年3月期 638万円 38.3歳

近年は右肩上がりで年収が上昇しており、グループの成長が反映されています。

年代・職種・役職別の年収目安

「自分の年齢やキャリアだとどれくらいもらえるの?」と気になる方のために、年代別・職種別・役職別の年収目安を詳しく解説します。

年代別(20代/30代/40代/50代)

パーソルキャリアでは年齢とともに年収も着実にアップします。
新卒入社後、順調に昇進した場合の年収目安は以下の通りです。

年齢 年収目安
25歳 450~500万円
30歳 600~650万円
35歳 750~800万円
40歳 850~900万円
45歳・50歳 1,000万円以上(評価次第)

評価や昇進スピードによって個人差はありますが、30代で年収600万円台、40代で900万円台に到達するケースが多いです。

職種別(例:開発/営業/コーポレート)

パーソルキャリアでは「ビジネス職(営業・企画など)」と「専門職(エンジニア・デザイナーなど)」で年収レンジが異なります。
特に専門職はビジネス職よりも高年収になりやすい傾向です。

グレード ビジネス職 専門職
S1・PE1(1-2年目) 350~400万円 400~600万円
S2・PE2(3-6年目) 400~550万円 500~600万円
S3・PE3(7-10年目) 550~700万円 600~800万円
M1・PE4(10年目以降) 700~800万円 800~1,000万円
M2・PE5(評価次第) 800~1,000万円 1,000~1,200万円
M3・PE6(評価次第) 1,000~1,200万円 1,200万円以上

営業職はインセンティブ報酬があるため、成果を出せば上記レンジを超えることも可能です。

役職別(一般/主任/係長/課長/部長)

パーソルキャリアの役職はグレード制で運用されており、昇進ごとに年収が大きく上がります。
特にマネージャークラス(M1・PE4以上)になると年収700万円以上が狙えます。

  • 一般職(S1・PE1):350~600万円
  • 主任・係長(S2・PE2~S3・PE3):400~800万円
  • 課長・部長(M1・PE4以上):700~1,200万円以上

役職昇格は年次よりも成果・評価重視のため、実力次第で早期昇進も可能です。

初任給・新卒1年目の年収

新卒でパーソルキャリアに入社した場合の初任給や1年目の想定年収についても詳しくご紹介します。

学部卒/院卒の月給・賞与・想定年収

パーソルキャリアの初任給は職種によって異なります。

  • ビジネス職:月給222,000円
  • 企画職:月給308,000円
  • 新規事業開発職・エンジニア職:年俸3,500,000円~5,500,000円

これに加えて残業代・賞与が別途支給されるため、実際の年収はもう少し高くなります。

モデルケース(残業月20h想定)

例えばビジネス職で月給222,000円、賞与2ヶ月分、残業月20時間(年240時間・残業代約60万円)を想定した場合、
新卒1年目の想定年収は約320万円~350万円となります。
専門職や企画職の場合はさらに高い年収が期待できます。

賞与・昇給・インセンティブ

パーソルキャリアの賞与や昇給、営業職のインセンティブ制度について解説します。

支給回数/目安月数/評価軸・等級制度の概要

賞与は年2回支給され、半期ごとに人事考課が実施されます。
評価は「成果目標」と「行動目標」の2軸で、それぞれ5段階評価。
成果評価は賞与に、行動評価は昇給に反映されます。
営業職は成約数も評価対象となり、インセンティブ報酬がプラスされる場合も。
昇給は年1回で、毎年一定額のベースアップが見込めます。

手取り額の目安(年収819万円・単身)

年収が高くても、実際に手元に残る金額=手取りは気になるポイント。
パーソルキャリアの平均年収(819万円・41歳)の場合、手取り額はどのくらいになるのでしょうか?

月次/年次の概算手取り(控除の簡易内訳)

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会のデータをもとに試算すると、
年間手取り:約603万円
月次手取り:約50万円
となります。
主な控除内訳は下記の通りです。

項目 年収 月収
額面収入 8,190,000円 682,500円
所得税 464,100円 38,675円
住民税 465,800円 38,816円
健康保険 404,328円 33,694円
厚生年金 713,700円 59,475円
雇用保険 49,140円 4,095円
介護保険 65,280円 5,440円
手取り 6,027,652円 502,304円

税金や社会保険料を差し引いても、十分な生活水準が見込めます。

福利厚生・待遇

パーソルキャリアは福利厚生が充実している点も大きな魅力。
働きやすさや将来の安心感を支える制度を詳しくご紹介します。

休暇・働き方(有給取得率/在宅・フレックス)

有給休暇取得率は66.3%(2025年3月期)と高水準。
リモートワークやフレックス制も導入されており、柔軟な働き方が可能です。
フリーアドレスやドレスコードの自由度も高く、ワークライフバランスを重視したい方にもおすすめです。

金銭系(退職金/住宅手当/持株会/年金)

健康保険組合への加入やリロクラブ(映画館・ホテル等の優待)、TOEIC優待試験など学びの支援も充実。
退職金や住宅手当、持株会、企業年金なども整備されており、長期的なキャリア形成をサポートします。

育成・キャリア(研修/公募/異動制度)

産休・育休、時短勤務、次世代育成・介護休暇、復帰ガイダンスなど、ライフイベントに応じた支援が手厚いのも特徴です。
また、研修やキャリア公募・異動制度もあり、自分らしいキャリアを描ける環境が整っています。

パーソルキャリアは激務?労働時間の実態

「激務」「やばい」といった噂も耳にしますが、実際の労働時間や残業の実態はどうなのでしょうか?

平均残業時間/みなし残業の有無/休日日数

パーソルキャリアの月間平均残業時間は15.4時間(2025年3月期)と、業界内でも短い水準です。
みなし残業(30時間分)が基本給に含まれていますが、超過分は別途支給されます。
年間休日は120日以上、休日日数も十分確保されています。
離職率も9.0%と安定しており、ホワイト企業の側面が強いと言えるでしょう。

年度 平均残業時間 離職率
2019 18時間 10%
2020 16時間 8%
2021 17時間 10%
2022 17時間 10%
2023 16時間 9%
2024 15時間

働き方改革が進み、長時間労働の是正やワークライフバランスの向上が図られています。

口コミ・評判

実際に働く人の声は、企業選びの大きな参考になります。
ここでは年収に関する良い口コミ・悪い口コミをピックアップしました。

年収に関する良い口コミ

・「同年代の他社と比べて年収が高く、やりがいも大きい」
・「成果を出せばインセンティブで年収が上がるのが魅力」
・「福利厚生も充実していて、安心して長く働ける環境」
・「評価が明確で、頑張りがしっかり報われる」

年収に関する悪い口コミ

・「評価が厳しく、昇給・昇進には高い成果が求められる」
・「中途入社と新卒入社で年収差が出ることがある」
・「営業職は成果主義なので、数字が出ないと年収が伸び悩む」
・「固定残業代があるため、残業が少ないと手取りが思ったより増えない」

採用大学の傾向

パーソルキャリアは全国の有名大学から幅広く採用を行っています。
学歴だけでなく、人物重視・多様性重視の採用方針が特徴です。

  • 青山学院大学、岩手大学、大阪市立大学、大阪大学、大阪大学大学院、小樽商科大学、お茶の水女子大学、帯広畜産大学大学院、学習院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際教養大学、上智大学、西南学院大学、千葉大学、筑波大学、東京外国語大学、東京大学、東北大学大学院、名古屋大学、南山大学、新潟大学、弘前大学、広島大学、福島大学、北星学園大学、北海学園大学、北海道科学大学大学院、明治大学、山形大学、横浜市立大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学 など

国公私立問わず、多様なバックグラウンドの人材が集まっています。

新卒向けワンポイント(内定後すぐにやること)

内定後は、社会人としての準備期間。
パーソルキャリアでは、ビジネスマナーや業界研究、自己分析の深掘りをしておくと良いでしょう。
また、配属希望やキャリアプランを整理しておくことで、入社後のスタートダッシュが切りやすくなります。

パーソルキャリアに向いている人・向いていない人

企業選びで大切なのは「自分に合うかどうか」。
パーソルキャリアで活躍できるタイプ・そうでないタイプをまとめました。

  • 向いている人
    • 成果主義・実力主義の環境で成長したい人
    • 人のキャリアや人生に寄り添う仕事にやりがいを感じる人
    • 変化やチャレンジを楽しめる人
    • 自分でキャリアを切り拓きたい人
  • 向いていない人
    • 安定志向で変化を好まない人
    • 数字や成果に追われるのが苦手な人
    • 受け身で指示待ちタイプの人
    • ワークライフバランスを最重視したい人(部署による)

FAQ

Q. パーソルキャリアの平均年収・中央値はいくら?

A. 直近2025年3月期で平均819万円。
中央値は非公開ですが、平均×0.9~0.95(約737万~778万円)と推定されます。
これは業界標準的な中央値算出方法に基づきます。

Q. 何年目で600/800/1000万円に届く?

A. 600万円は入社5~7年目(S3・PE3)、800万円は10年目以降(M1・PE4)、1,000万円は評価次第でマネージャー(M2・PE5)以上。
昇進・昇給は成果や評価が重視され、年次だけでなく実力次第で早期到達も可能です。

Q. 年代・職種で年収はどのくらい違う?

A. 20代は450~500万円、30代は600~650万円、40代は850~900万円。
開発(専門職)は600~1,200万円、営業(インセン有)は400~1,200万円と幅広いです。

Q. 初任給と新卒1年目の想定年収は?

A. 学部卒月給222,000円・院卒(企画職)308,000円、想定年収は320万~350万円(残業月20hモデル)。
新規事業・エンジニア職は年俸350万~550万円です。

Q. 残業時間やワークライフバランスは?

A. 平均残業15.4h/月、有休取得率66.3%、休日日数120日以上。
部署によっては繁忙期もありますが、全体的に働きやすい環境です。

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