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カゴメ株式会社の年収は?平均・年代別・初任給・福利厚生まで徹底解説

カゴメ株式会社は、トマト加工品や野菜飲料で有名な日本を代表する食品メーカーです。
その高い年収水準や充実した福利厚生、働きやすさが注目されており、就職・転職先としても高い人気を誇ります。
本記事では、カゴメの平均年収や年代・役職別の年収、初任給、手取り額、福利厚生、労働環境、採用大学、口コミまで徹底的に解説します。
「カゴメの年収は本当に高いの?」「働き方や待遇は?」と気になる方は、ぜひ最後までご覧ください!

目次

カゴメ株式会社の平均年収・中央値はいくら?業界内の位置付けも解説!

カゴメの年収水準は食品業界の中でもトップクラス。
ここでは最新の平均年収や中央値、業界内でのランキングを詳しくご紹介します。

平均年収

カゴメ株式会社の2024年12月期における平均年収は892万円平均年齢は42.1歳です。
この数値は上場企業の中でも非常に高い水準であり、食品メーカーの中でもトップクラスに位置します。
年収は基本給・残業代・賞与(年2回)で構成されており、実力主義の評価制度が導入されているため、成果や評価によって年収に大きな差がつくのが特徴です。
また、42歳・年収892万円の場合の年収偏差値は66.9(男性64.4、女性75.8、大卒63.9、大企業60.9)と、他社と比較しても高い水準であることが分かります。

業界内での位置づけ

カゴメの年収は、食品業界の大手企業と比較しても非常に高い水準です。
下記の表は、主要食品メーカーの平均年収を比較したものです。

企業 平均年収 出典
味の素 1,037万円 25年3月期決算
明治 910万円 25年3月期決算
日清製粉 893万円 25年3月期決算
カゴメ 892万円 24年12月期決算
日清食品 881万円 25年3月期決算
ハウス食品 828万円 25年3月期決算
キッコーマン 823万円 25年3月期決算
カルビー 820万円 25年3月期決算
森永乳業 792万円 25年3月期決算
マルハニチロ 768万円 25年3月期決算
山崎製パン 601万円 25年3月期決算
ブルボン 496万円 25年3月期決算

味の素や明治と並び、カゴメは食品業界の中でも上位の年収水準を誇ります。
特に安定した経営基盤と成長性、ワークライフバランスの良さも相まって、転職市場でも非常に人気の高い企業です。

カゴメ株式会社の年収推移(過去7年)

カゴメの年収は年々上昇傾向にあり、安定した高水準を維持しています。
ここでは過去7年分の平均年収・平均年齢の推移をまとめました。

年度 平均年収 平均年齢
2024年12月期 892万円 42.1歳
2023年12月期 800万円 41.8歳
2022年12月期 755万円 40.4歳
2021年12月期 766万円 41.2歳
2020年12月期 774万円 41.2歳
2019年12月期 767万円 41.2歳
2018年12月期 774万円 41.2歳

2022年以降、特に年収の伸びが顕著で、2024年にはついに900万円近くまで到達しています。
安定した経営と実力主義の評価制度が、年収アップに直結していることがうかがえます。

年代・職種・役職別の年収目安

カゴメでは年齢や職種、役職によって年収レンジが大きく異なります。
ここでは年代別・職種別・役職別の年収目安を詳しくご紹介します。

年代別(20代/30代/40代/50代)

カゴメの年代別年収目安は以下の通りです。
新卒入社後も順調に昇進・昇給していけば、40代で1,000万円超えも十分に狙える水準です。

年齢 年収
25歳 450〜500万円
30歳 600〜650万円
35歳 800〜850万円
40歳 1,000〜1,100万円
45歳 1,100万円以上(評価次第)
50歳 1,200万円以上(評価次第)

特に30代後半から40代にかけて年収が大きく伸びる傾向があり、評価や役職によってはさらに上を目指すことも可能です。

職種別(例:開発/営業/コーポレート)

カゴメでは、開発・営業・コーポレート(管理部門)など職種ごとに年収レンジが異なります。
公式な公開値はありませんが、食品メーカーの一般的な傾向とカゴメの年収水準から推定すると、以下のようになります。

  • 開発職:600万円〜1,000万円(30代後半で課長代理クラスになれば1,000万円超えも)
  • 営業職:650万円〜1,100万円(インセンティブや成果による変動あり)
  • コーポレート職:600万円〜1,200万円(経理・人事・法務など、役職によって大きく異なる)

営業職は成果に応じてインセンティブが加算される場合があり、コーポレート職は管理職昇進で年収が大きく伸びます。

役職別(一般/主任/係長/課長/部長)

カゴメの役職別年収テーブルは明確に公開されています。
昇進スピードや評価によって年収レンジは変動しますが、目安は以下の通りです。

役職 年次 年収
役職なし(N1→N2→N3) 1〜10年目 400〜750万円
主任(N4) 11〜13年目 750〜900万円
課長代理(K1) 14〜17年目 1,000〜1,100万円
課長(K2) 18年目以降 1,100〜1,200万円
部長クラス(CS) 評価次第 1,200万円以上

課長代理や課長クラスになると年収1,000万円を突破し、部長クラスでは1,200万円以上も可能です。
昇進には評価や昇進試験が必要となるため、実力主義の側面が強いのもカゴメの特徴です。

初任給・新卒1年目の年収

カゴメの初任給や新卒1年目の想定年収について、最新データをもとに解説します。

学部卒/院卒の月給・賞与・想定年収

2024年入社のカゴメ初任給は以下の通りです。

年度 大卒 修士
2024年入社 227,500円 240,000円

この月給に加えて、賞与(年2回)や残業代が別途支給されます。
新卒1年目の想定年収は、賞与や残業(仮に月20時間程度)を含めると約350〜400万円が目安となります。

モデルケース(残業月20h想定)

例えば学部卒で月給227,500円、賞与4ヶ月分、残業月20時間(1時間あたり約1,500円換算)と仮定すると、

  • 基本給:227,500円 × 12ヶ月 = 2,730,000円
  • 賞与:227,500円 × 4ヶ月 = 910,000円
  • 残業代:1,500円 × 20h × 12ヶ月 = 360,000円
  • 合計想定年収:約4,000,000円

実際には配属先や評価、残業時間によって変動しますが、初年度から十分な水準が期待できます。

賞与・昇給・インセンティブ

カゴメの賞与や昇給、評価制度について詳しく解説します。

支給回数/目安月数/評価軸・等級制度の概要

カゴメの賞与は年2回(夏・冬)支給されます。
賞与の支給月数は業績や個人評価によって変動しますが、目安として年間4〜6ヶ月分が一般的です。
評価制度は目標管理制度を採用しており、期初に立てた目標の達成度合いを半期ごとに上長と確認し、実力主義で評価されます。
課長以上の管理職に昇進するには、昇進試験に合格する必要があります。
また、営業職など一部職種ではインセンティブが加算されるケースもあります。

手取り額の目安(年収892万円・単身)

カゴメの平均年収(892万円)をモデルに、実際の手取り額を試算します。

月次/年次の概算手取り(控除の簡易内訳)

42歳・年収892万円・単身の場合の手取り額は以下の通りです。

項目 年収 月収
額面収入 8,920,000円 743,333円
所得税 593,300円 49,441円
住民税 530,400円 44,200円
健康保険 445,950円 37,162円
厚生年金 713,700円 59,475円
雇用保険 53,520円 4,460円
介護保険 72,000円 6,000円
手取り 6,511,130円 542,594円

年収892万円の場合、年間の手取り額は約651万円、月額では約54万円となります。
社会保険や税金などの控除が差し引かれるため、実際の手取りは額面より2割ほど低くなります。

福利厚生・待遇

カゴメは福利厚生が充実していることでも知られています。
休暇・働き方、金銭面、キャリア支援など、幅広い制度が整っています。

休暇・働き方(有給取得率/在宅・フレックス)

カゴメの有給休暇取得率は83.0%(2024年)と非常に高く、ワークライフバランスを重視した働き方が可能です。
在宅勤務やフレックス制度も導入されており、柔軟な働き方を実現しています。
また、月間平均残業時間は16.1時間と短く、プライベートの時間も確保しやすい環境です。

金銭系(退職金/住宅手当/持株会/年金)

カゴメでは住宅手当・家賃補助が支給され、家賃の50〜60%程度をカバー(東京で月6万円、地方で3万円程度)できます。
そのほか、社員持株会、財形貯蓄、各種社会保険、共済会、退職金制度など、金銭面の福利厚生も充実しています。

育成・キャリア(研修/公募/異動制度)

カゴメは人材育成にも力を入れており、各種研修制度や公募・異動制度が整っています。
新卒・中途を問わず、キャリアアップやスキル向上の機会が豊富に用意されているため、長期的な成長を目指す方にも最適な環境です。

カゴメ株式会社は激務?労働時間の実態

「カゴメは激務なのでは?」という疑問を持つ方も多いですが、実際の労働時間や働き方はどうなのでしょうか。

平均残業時間/みなし残業の有無/休日日数

カゴメの2024年度の平均残業時間は16.1時間と、業界内でもかなり短い水準です。
みなし残業制度はなく、残業代は実働分しっかり支給されます。
年間休日も120日以上が確保されており、オン・オフのメリハリをつけて働ける環境が整っています。

年度 月間平均残業時間
2018 11.8時間
2019 13.0時間
2020 11.1時間
2021 12.8時間
2022 14.5時間
2023 14.6時間
2024 16.1時間

年々やや増加傾向にはあるものの、全体としてはホワイトな労働環境と言えるでしょう。

口コミ・評判

実際にカゴメで働く社員や元社員の口コミ・評判を年収にフォーカスしてご紹介します。

年収に関する良い口コミ

・「食品メーカーの中でも年収が高く、賞与も安定しているので生活に余裕がある」
・「昇進すれば1,000万円超えも現実的。住宅手当や福利厚生も手厚い」
・「評価制度が明確で、頑張った分だけ年収に反映されるのがやりがい」
・「残業が少なく、ワークライフバランスも良いので、年収の満足度が高い」

年収に関する悪い口コミ

・「昇進しないと年収が頭打ちになる。管理職への昇進は競争が激しい」
・「評価による年収差が大きく、実力主義なのでプレッシャーを感じることも」
・「賞与が業績連動のため、会社の業績によっては変動がある」
・「地方勤務だと住宅手当が少なめで、都心と比べると手取りに差が出る」

採用大学の傾向

カゴメは難関大学から地方国公立、私立、海外大学まで幅広い採用実績があり、学歴フィルターはないとされています。
ただし採用人数は多くないため、就職難易度は高いです。

主な採用大学(国内)
北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、東京理科大学、一橋大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、中央大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、同志社大学、立命館大学、九州大学、他多数
主な採用大学(海外)
北京大学、清華大学、上海交通大学、復旦大学、エディンバラ大学、他

幅広いバックグラウンドの学生が活躍しており、人物重視の選考が行われています。

新卒向けワンポイント(内定後すぐにやること)

カゴメから内定をもらったら、入社前に下記の準備をしておくとスムーズです。

  • 配属希望やキャリアプランを整理し、自己分析を深めておく
  • 業界・商品知識をアップデートし、最新のトレンドをチェック
  • 社会人マナーやビジネススキル(メール・電話・エクセル等)を復習
  • 健康管理や引越し準備(住宅手当の申請など)も忘れずに

カゴメ株式会社に向いている人・向いていない人

カゴメで活躍できる人、そうでない人の特徴をまとめました。

  • 向いている人
    • 実力主義・成果主義の環境で成長したい人
    • ワークライフバランスを重視したい人
    • 食品や健康分野に興味があり、社会貢献意識が高い人
    • 自ら考え行動し、周囲と協力できる人
  • 向いていない人
    • 安定志向で変化を好まない人
    • 受け身で指示待ちタイプの人
    • 競争や評価にストレスを感じやすい人
    • 地方勤務や転勤に抵抗がある人

FAQ

Q. カゴメ株式会社の平均年収・中央値はいくら?

A. 直近2024年12月期で平均892万円。
中央値は非公開ですが、平均×0.93〜0.95(約830〜847万円)と推定されます。
これは食品業界の中でも非常に高い水準です。

Q. 何年目で600/800/1000万円に届く?

A. 600万円は30歳前後(主任クラス)、800万円は35歳前後(課長代理クラス)、1,000万円は40歳以降(課長クラス)で到達が目安。
評価や昇進スピードによって前後しますが、実力主義のため早期昇進も可能です。

Q. 年代・職種で年収はどのくらい違う?

A. 20代は450〜500万円、30代は600〜850万円、40代は1,000万円超が目安。
開発職は600〜1,000万円、営業職は650〜1,100万円(インセン有)、コーポレート職は600〜1,200万円と、職種や役職で大きく異なります。

Q. 初任給と新卒1年目の想定年収は?

A. 学部卒227,500円・院卒240,000円(2024年入社)、想定年収は賞与・残業込みで約350〜400万円(残業月20hモデル)。

Q. 残業時間やワークライフバランスは?

A. 平均残業16.1h/月、有休取得率83.0%、休日日数120日以上と、ワークライフバランス重視の働き方が可能です。

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