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【2025年版】富士通株式会社の年収は?平均・年代別・初任給・福利厚生まで徹底解説

富士通株式会社は日本最大級の総合ITベンダー・エレクトロニクスメーカーとして、国内外で高いプレゼンスを持つ大手企業です。
本記事では富士通の年収事情を中心に、初任給・年代別・職種別・役職別年収から福利厚生、働き方まで徹底解説!
「年収1,000万円以上を目指したい」「安定した大手でキャリアを積みたい」という方はぜひご参考にどうぞ。

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日本全国のITエンジニア、全員年収900万円にすればいいのに…。

【2025年版】富士通株式会社の年収は?平均・年代別・初任給・福利厚生まで徹底解説

目次

富士通の平均年収・業界内での位置づけ

富士通株式会社の平均年収や、日立・パナソニックなど国内大手との比較をもとに、IT業界でのポジションを解説します。
「今の自分の市場価値」「転職したら年収はどれくらい?」を具体的に知りたい方は要チェックです!

平均年収

富士通株式会社の平均年収は929万円(2024年度有価証券報告書より)。
この数字は、日本の平均年収(約460万円/国税庁調べ)の2倍以上
ITサービスを中心に国内売上No.1、世界でも4位の巨大IT企業らしく、大手ならではの高水準を誇ります。

業界内での位置づけ:やや高め〜標準(同業比較の一言メモ)

日立製作所(961万円)、パナソニック(956万円)など他の総合電機・IT大手と比較すると、富士通の年収は業界上位クラスですが、若干控えめな水準
とはいえ、ITベンダーとしては国内トップクラス、「堅実で安定感のある高年収企業」として非常に人気です。

企業名 平均年収 年度
日立製作所 961万円 2024
パナソニック 956万円 2024
富士通 929万円 2024
NEC 879万円 2024
三菱電機 863万円 2024

前年度より年収はやや減少していますが、それでも国内メーカー・IT業界の中でトップクラスの給与水準です。

富士通株式会社の年収推移(過去7年)

富士通の年収は景気や売上高と連動しつつも、全体的には右肩上がり
ここでは有価証券報告書から直近7年間の推移データをまとめました。

年度 平均年収
2024年度 929万円
2023年度 965万円
2022年度 878万円
2021年度 859万円
2020年度 865万円
2019年度 803万円
2018年度 798万円

2023年に最高値を記録し、その後やや減少。
業績連動で変動しますが、直近5年で100万円以上の年収アップが見られます。

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年収1000万円が“標準”になればいいのに…。

年代・職種・役職別の年収目安

富士通株式会社の年収は「年齢・職種・役職」で大きく変動します。
新卒からベテラン、管理職までどのくらい収入が伸びていくのか、実際のデータ・口コミをもとにわかりやすくまとめました。
「自分のキャリアプランに年収はどれだけ影響する?」が見えてきます。

年代別(20代/30代/40代/50代)

20代:推定560万円
一般的な日本企業の20代平均年収(約400万円)と比較しても、かなり高水準。若手でも「上場大手×IT」で年収がしっかり上がる土壌があります。
30代:推定620万円
役職が付くタイミングも増え、安定して高年収層に入る時期。30代前半で600万円台、後半で700万円台に到達する社員も多数。
40代:推定770万円
中心世代となる40代は、役職・職種によっては1,000万円も視野に。リーダーや課長クラスへの昇進が年収アップのカギです。
50代:推定870万円
部長・課長などマネジメント層になると年収1,000万円超えも現実的。一般的な50代の平均(510~570万円)を大きく上回る水準です。

職種別(総合職/一般職/技術職)

富士通は「総合職」「一般職」「技術職」で給与テーブルが異なります。

  • 総合職800万~1,150万円
    幹部候補・マネジメント層を目指す人向け。幅広い経験と実績を積めば1,000万円超えも早い。
  • 一般職640万~800万円
    事務・オフィスワーク・バックオフィス中心ですが、同業他社と比べても高水準。
    「安定収入&働きやすさ」重視の方におすすめ。
  • 技術職620万~730万円
    システムエンジニアや研究開発職も、年齢とともに着実に年収アップ。専門性+リーダーシップで高収入も目指せます。

全職種共通して「業界平均を大きく上回る水準」なのが富士通の強みです。

役職別(主任/係長/課長/部長)

役職ごとの推定年収レンジは以下の通り。

  • 主任約800万円(リーダー層の入り口、成果と評価がダイレクトに反映)
  • 係長約900万円(マネジメント職。部下・チーム運営の責任)
  • 課長約1,200万円(中間管理職。複数チームを統括し、経営層との橋渡し役)
  • 部長約1,300万円(経営マネジメント。責任と裁量が大きく、年収も業界最高水準)

「役職アップ=年収アップ」が明確なため、頑張り次第で若いうちから高収入を狙える社風。

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初任給・新卒1年目の年収

富士通株式会社の初任給は業界内でも高水準!
ここでは学歴ごとの月給、賞与・想定年収やモデルケース(残業20h)も詳しく紹介します。
「入社1年目から安定した生活がしたい」「新卒でもしっかり稼ぎたい」方におすすめです。

学部卒/院卒の月給・賞与・想定年収

2024年度の富士通株式会社の初任給は

学歴 初任給(月給)
学部卒 約250,000円
修士卒 約275,000円

賞与(年2回・約4.5ヶ月分)を加味すると、
学部卒で年収約370万〜400万円、修士卒で年収約410万〜440万円が目安です。
「同業他社や全業界平均よりかなり高い」スタートラインとなっています。

モデルケース(残業月20h想定)

新卒1年目(学部卒・残業20時間/月)の想定例は、
・月給:250,000円
・残業手当:約30,000円
・賞与(4.5ヶ月分):1,125,000円
合計想定年収:約410万円
初年度から「一人暮らしも余裕」「貯金もできる」レベルの給与です。
住宅手当・各種手当も充実しており、新社会人も安心して働ける環境です。

賞与・昇給・インセンティブ

富士通株式会社の賞与(ボーナス)は年2回、6月と12月に支給されます。
支給月数の目安は年4.5~6.0ヶ月分と、製造・IT業界全体の中でもトップクラス。
平均支給額は推定180万円前後で、一般的な日本企業(70〜80万円台)と比べても圧倒的な差があります。
評価は成果・目標達成度・職務遂行力に基づき、個人評価と会社業績が連動する「等級制度」を採用。
また、昇給も年1回。成果や役職アップに応じて年収数十万円〜100万円単位の昇給も狙えます。
役職や業績によっては特別インセンティブ(報奨金)が支給されるケースも。
「安定+やる気次第で報われる」バランス型の報酬設計が特徴です。

手取り額の目安(年収例:900万円・単身)

高年収のイメージが強い富士通ですが、実際に「手元に残るお金(手取り)」はどのくらい?
年収900万円モデルで控除・社会保険料なども含めて、リアルな金額をシミュレーションしました。

月次/年次の概算手取り(控除の簡易内訳)

年収900万円(単身・標準控除モデル)の場合、実質手取り額は約680万〜700万円が目安です。
内訳例は以下の通り。

控除項目 年間目安
所得税 約400,000円
住民税 約530,000円
厚生年金 約720,000円
健康保険 約470,000円
雇用保険 約27,000円
控除合計 約2,147,000円
手取り額 約6,850,000円

毎月の手取りは約57万円(賞与含まず)。年収が高いほど控除額も増えますが、それでも「月50万円台後半」の安定収入は大きな魅力。

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福利厚生・待遇

富士通株式会社は大手ならではの福利厚生・待遇の手厚さも大きな魅力です。
働きやすさ、安定性、将来の安心――「社員想い」の制度が多数そろっています。

休暇・働き方(有給取得率/在宅・フレックス)

富士通は働き方改革の先進企業としても有名です。
有給取得率:約80%(平均取得日数16日以上)
・年間休日125日超+完全週休2日制+リフレッシュ休暇
フレックスタイム制/テレワーク(在宅勤務)導入済み
・ノー残業デー、時短勤務、産休・育休制度の拡充など、「多様な働き方」が選べます。
ワークライフバランスや家族の時間を重視したい方にもうってつけ!

金銭系(退職金/住宅手当/持株会/年金)

富士通は収入面の安心も抜群。
退職金制度・確定拠出年金(企業年金)
住宅手当・家賃補助・独身寮/社宅
・社員持株会・財形貯蓄・各種慶弔金・災害見舞金
・交通費全額支給、資格取得支援手当など
「大手らしい資産形成のサポート」が豊富にそろい、将来の不安が少ない環境です。

育成・キャリア(研修/公募/異動制度)

富士通は教育・キャリア形成にも力を入れています。
新入社員・若手向けの研修が充実(OJT+Off-JT/eラーニングなど)
自己申告・社内公募・異動制度で幅広いキャリアパスを描ける
・専門分野の認定資格支援や海外研修・リーダー研修など成長機会多数
「1社でキャリアを幅広く経験したい」「技術もマネジメントも両方伸ばしたい」方に理想的です。

富士通は激務?労働時間の実態

「大手IT=激務?」というイメージを持つ方も多いですが、富士通は働き方改革で業界でもトップクラスの労働環境を実現。
実際の残業時間や休日数、働き方の柔軟性などリアルな数字で紹介します。

平均残業時間/みなし残業の有無/休日日数

平均残業時間は約18〜25時間/月(2023年度実績)
・みなし残業は職種によりますが、基本的には「実働分のみ」支給
・年間休日125日以上(有給・特別休暇含むと140日以上休む社員も)
「上司が帰らないと帰れない」カルチャーは薄く、効率的な働き方を推奨。
時短勤務やフレックス活用で、子育て世代・介護世代も長く働き続けられる点が高評価です。

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口コミ・評判

富士通株式会社で働いた経験のある社員や転職者のリアルな口コミ・評判を紹介します。
「年収の満足度」「働きやすさ」「成長実感」など、実際の声は転職・就職を考える際の大事な判断材料。
良い口コミ・悪い口コミの両面から解説します。

年収に関する良い口コミ

・「同業他社や国内大手と比べても年収はかなり高い。30代で年収700万円台、40代で1,000万円に届いた」
・「賞与が安定して高額。評価制度も透明で納得感がある」
・「福利厚生がとても充実していて、住宅手当や退職金も安心。手取り以上に“生活コスト”が抑えられる」
・「年収とワークライフバランスのバランスがとても良い。長く働きやすい」
大手ならではの安定感・高待遇を評価する声が目立ちます。

年収に関する悪い口コミ

・「評価は安定しているが、大幅な昇給は役職が上がらないと難しい」
・「年功序列の色がまだ強く、抜擢・スピード出世はやや限定的」
・「部署によっては年収の伸びにばらつきがある。管理職以外は1,000万円台到達はやや難しい」
・「景気や業績で賞与が変動しやすい。年によって手取りが上下する」
「着実に昇給したい人」には向いている一方、一発逆転や年収2,000万超を狙うにはやや物足りなさを感じる人も。

採用大学の傾向

富士通株式会社は全国の国公立・私立トップ層から幅広く採用を行っています。
理系はもちろん、文系でも「IT・SE職」「総合職」など幅広くチャンスがあります。

主な採用大学(抜粋)
東京大学、京都大学、東京工業大学、東北大学、九州大学、早稲田大学、慶應義塾大学、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、横浜国立大学、筑波大学、神戸大学、千葉大学、広島大学、立命館大学、明治大学、同志社大学、中央大学、上智大学 など

大手ならではの「高学歴中心」ですが、地方国公立やMARCH・関関同立など幅広い実績も。
ITスキル・ポテンシャル・人物重視の選考傾向も強く、学歴だけでなく個人の実力が重視されています。

富士通に向いている人・向いていない人

富士通株式会社は「大手ならではの安定」「IT・メーカーの最前線で働ける環境」「着実なキャリアアップ」が特徴です。
その一方で、カルチャーや社風に合う・合わないもあるので、自分に合っているかしっかり見極めましょう!

  • 向いている人
    • 安定した収入・福利厚生を重視したい人(家族持ち・長期的に働きたい方)
    • チームワークや協調性を大切にできる人(大規模PJ・部門連携が多い)
    • 着実にキャリアアップしたい人(評価・昇進の仕組みがしっかり)
    • ワークライフバランスを大切にしたい人(残業・有休・柔軟な働き方)
    • 最先端のIT・デジタル技術や社会インフラに関わりたい人
  • 向いていない人
    • 一発逆転の高収入や超スピード出世を狙いたい人(年功序列色がまだ残る)
    • 細かいルールや大企業的な風土にストレスを感じる人
    • 個人主義・成果主義が極端に強いタイプ(チームワーク重視文化)
    • 変化や異動・転勤を極端に嫌う人(全国・海外転勤の可能性あり)

「安定・成長・働きやすさ」を両立したい方、長くキャリアを築きたい方には最適な環境。

FAQ

富士通株式会社の年収や働き方に関するよくある質問・疑問をQ&A形式でまとめました。

Q. 富士通株式会社の平均年収・中央値はいくら?

A. 直近2024年度の平均年収は929万円です。
中央値は非公開ですが、平均値の0.9〜0.95倍(約840万〜880万円)と推定されます。

Q. 何年目で600/800/1,000万円に届く?

A. 600万円台は30代前半〜中盤、800万円台は主任〜係長クラス(30代後半〜40代)
1,000万円台は課長以上のマネジメント職(40代〜50代)が目安。
評価・役職アップにより昇給スピードは前後します。

Q. 年代・職種で年収はどのくらい違う?

A. 20代:560万円/30代:620万円/40代:770万円/50代:870万円が目安。
総合職:800〜1,150万円/一般職:640〜800万円/技術職:620〜730万円。
役職や職種、成果次第でさらに上を狙えます。

Q. 初任給と新卒1年目の想定年収は?

A. 学部卒:月給約25万円/修士卒:月給約27.5万円。
賞与含め学部卒は約370万〜400万円、修士卒は約410万〜440万円が目安(残業20hモデル)。

Q. 残業時間やワークライフバランスは?

A. 平均残業は約18〜25時間/月
有休取得率80%、在宅勤務・フレックス・時短勤務制度も充実。
オンオフのメリハリや家族の時間も大切にできる会社です。

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