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【2025年版】マネーフォワードの年収は?平均・年代別・初任給・福利厚生まで徹底解説

話題のフィンテック企業・マネーフォワードの年収や働き方の実態を、最新データや社員口コミも交えてまるっと解説!
これから転職・就職を目指す方はもちろん、「今どきベンチャーの給与事情ってどうなの?」と気になる人にもおすすめの年収記事です。

目次

マネーフォワードの平均年収・中央値はいくら?業界内の位置付けも解説!

マネーフォワードは近年CMやWeb広告でもよく見かける急成長中のフィンテック企業です。
ここでは、まず「平均年収」「中央値」などの基本データと、競合他社との比較や業界内での年収ポジションも徹底的にチェックしていきます。

平均年収

2020年の有価証券報告書によると、マネーフォワードの平均年収は614万円です。
この金額は、日本の全企業平均(約458万円/国税庁調査)を大きく上回る水準となっており、30代前半社員が中心のIT・SaaS系ベンチャーとしては高めの部類です。
昇進やスキルアップ次第で年収レンジは広がり、新卒・第二新卒からでも早い段階で高収入を目指せるのが特徴です。

ケロケロ
全員年収1000万超えればいいのに…。

業界内での位置づけ:標準~やや高め(競合比較も一言で解説)

同じ会計SaaS業界の「freee」は平均686万円、「オービックビジネスコンサルタント」も686万円前後。
これらと比較すると、マネーフォワードはほぼ業界標準〜やや高めの位置となります。
ただし、従業員平均年齢が若いことを考慮すると、20代・30代でこの年収レンジを得られるのは大きな魅力です。
スタートアップ~メガベンチャーの中では「堅実×やや高水準」な年収感といえるでしょう。

マネーフォワードの年収推移(過去4年)

ここでは、直近4年間の平均年収の推移とともに、平均年齢や従業員数の変化も一覧表で解説します。
近年はグループ会社の拡大や新規事業への積極投資も進み、急成長ベンチャーの中でも「安定した給与水準」が特徴です。

年度 平均年収 平均年齢 従業員数
2017年 614万円 31.8歳 413名
2018年 611万円 32.1歳 528名
2019年 607万円 32.7歳 652名
2020年 614万円 33.0歳 865名

年収レンジはこの4年間で大きな増減はなく、600万円前後を安定してキープしています。
また、従業員数が4年間で2倍以上に増加しており、若手・中堅層の積極採用と事業拡大が続いている点も特徴です。

年代・職種・役職別の年収目安

マネーフォワードの年収は、年齢や職種・役職によって大きく異なります。
ここでは、実際の社員データや求人情報、口コミをもとにした目安レンジとその背景を詳しく紹介します。

年代別(20代/30代/40代)

20代(第二新卒~20代後半)400万~500万円が目安です。
特に第二新卒での入社は年収400万円前後が多いですが、スキルや成果次第で数年で年収500万円超えも十分狙えます。
30歳前後になると推定540万円が平均的な水準で、30代中盤になるとマネジメントやリーダーポジションを担う方は600万~800万円までアップします。
40代になると、リーダー・マネージャー層が多くなり、600万~900万円のレンジ。特にエンジニアや専門性の高い職種ではさらなる高収入も期待できます。
なお、ITベンチャーでこの年代分布での高年収はかなり恵まれた環境と言えるでしょう。

職種別(デザイナー/エンジニア/経理/営業など)

BXデザイナーバックエンドエンジニア経理職はいずれも500万~1000万円が目安です。
経験やプロジェクト規模、専門スキル次第では、年収1000万円超えの求人も珍しくありません。
営業職やセールス系は400万~700万円が中心ですが、成果主義とインセンティブを重視する社風なので、実績次第で年収が大きく伸びることも。
技術職・企画職・専門職は「実力次第」で大幅な年収アップも実現可能です。

役職別(役職なし/係長/マネージャー/部長)

役職なし(一般社員)は400万~500万円が相場です。
係長クラス(リーダー)600万~800万円マネージャー700万~1000万円部長クラスになると1000万円以上のレンジとなります。
20代後半~30代でリーダーやマネージャーを目指す人も多く、成果次第で若くして高収入を得ている社員も珍しくありません。
責任と裁量が大きい分、成長したい・上を目指したい人にはうってつけの環境です。

ケロケロ
役職全員部長にすればいいのに…。

初任給・新卒1年目の年収

マネーフォワードの新卒初任給・1年目の年収水準については、IT業界・スタートアップ系としてはかなり高めに設定されています。
成果主義かつ成長志向の社風があるため、1年目からしっかり稼げる点が大きな魅力です。

学部卒/院卒の月給・賞与・想定年収

学部卒・院卒ともに、月給は25万円〜30万円が目安となっており、これに加えて通年での手当やインセンティブが上乗せされます。
マネーフォワードは完全年俸制のため、初年度の想定年収は400万円〜500万円程度が一般的です。
賞与は業績連動型ですが、口コミでは「賞与が少ない」という声もある一方、成果や評価によって年俸アップのチャンスは十分あります。

モデルケース(残業〔月20h〕想定)

マネーフォワードでは、みなし残業手当が含まれるケースが多く、新卒1年目でも残業月20時間程度なら年収400万円台前半~中盤が現実的なレンジとなります。
ただし、配属職種やスキルによっては、1年目から年収450万円を超える例も。
新卒でのスタートでも、入社後すぐに昇格・昇給のチャンスがあり、早期年収アップも実現可能です。

賞与・昇給・インセンティブ

マネーフォワードの報酬制度は「年俸制」をベースに、成果連動の昇給・インセンティブが重視されています。
スタートアップやITベンチャー企業らしく、「頑張った人がしっかり報われる」評価体系が特徴です。

支給回数/目安月数/評価軸・等級制度の概要

マネーフォワードは完全年俸制となっているため、賞与(ボーナス)は基本的に業績連動です。
口コミでは「ボーナスが少ない」「賞与は期待できない」という声が多いですが、その分、年俸額や成果に応じた昇給スピードが重視されています。
年に1回の人事評価をもとに、役職・成果・貢献度による年俸アップが決定。ピアボーナス(社内でのサンクスカード制度等)も導入されており、個人貢献を可視化する文化もあります。
等級制度は比較的フラットで、年功序列よりも実力主義・成果主義が強いのがポイント。
入社1~2年で昇給・昇進を目指せるため、成長志向・挑戦志向の方にぴったりの環境です。

ケロケロ
ボーナス全員100万円出せばいいのに…。

手取り額の目安(年収600万円・単身)

年収が高くても、実際に手元に残る「手取り」がどれくらいなのか気になる方も多いはず。
ここでは、マネーフォワード社員の平均年収水準「年収600万円(単身者モデル)」の場合を例に、月々・年間の手取り額イメージを解説します。

月次/年次の概算手取り(控除の簡易内訳)

年収600万円の場合、月々の手取りは約37万円前後(ボーナス分を含めず12分割の場合)。
年間トータルの手取り額は、約470万~490万円が目安です。
差し引かれる主な控除は、「社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)」と「所得税・住民税」で、全体の20%程度が引かれます。
東京都内・独身モデルでのシミュレーションだと、社会保険料は年間約80万円前後、所得税・住民税は年間50~60万円程度
また、マネーフォワードは完全年俸制かつ固定残業代(みなし残業)を含むケースが多いため、「残業が少なければ手取り率も高くなる」のが特徴です。
「ベンチャーで働きながら安定した生活も確保したい」方にとっては、十分満足できる手取り感と言えるでしょう。

福利厚生・待遇

マネーフォワードはスタートアップ~メガベンチャー規模への成長を遂げる中で、福利厚生や働き方の柔軟さも年々進化しています。
単なる高年収だけでなく、ワークライフバランスや将来の資産形成も重視したい方におすすめの福利厚生制度が揃っています。

休暇・働き方(有給取得率/在宅・フレックス)

有給休暇は法定通り付与され、取得率は60~70%前後と、IT・ベンチャー企業としては比較的高い水準です。
在宅勤務(リモートワーク)やフレックスタイム制度も導入されており、コロナ禍以降は「週3リモート・週2出社」など柔軟な働き方が定着しています。
また、ライフステージや事情に合わせて時短勤務・育児休業・介護休業なども相談しやすい雰囲気です。
メリハリある働き方を大事にしたい人や、子育て世代・多様な働き方を志向する人にもおすすめできる環境です。

金銭系(退職金/住宅手当/持株会/年金)

住宅手当や交通費全額支給、ベンチャーでは珍しい「企業型確定拠出年金(DC)」も導入済み。
持株会やストックオプションの支給もあり、将来の資産形成・資本参加も目指せる仕組みです。
退職金制度はありませんが、その分年俸に反映しやすく、給与の透明性・納得感が高い構成となっています。
福利厚生ポイント・各種慶弔見舞金・社割・健康診断なども完備されており、安心して長期キャリアを描ける環境です。

育成・キャリア(研修/公募/異動制度)

マネーフォワードは「成長できる職場」を自負しており、新卒・第二新卒も中途も実力次第でどんどんキャリアアップできます。
オンボーディング研修やOJTはもちろん、社内勉強会・資格取得支援・カンファレンス参加補助など、スキルアップ支援も多数。
また、部署異動の希望申請やジョブローテーションもできるため、「一つの分野に縛られず幅広いキャリア形成ができる」のが魅力です。
成長志向のある人、挑戦したい人にとっては理想的な育成環境が揃っています。

マネーフォワードは激務?労働時間の実態

急成長スタートアップのイメージが強いマネーフォワードですが、「実際の労働時間や激務度合いはどうなの?」と気になる方も多いはず。
ここでは平均残業時間やみなし残業、年間休日数など、リアルな働き方の実態を解説します。

平均残業時間/みなし残業の有無/休日日数

マネーフォワードの平均残業時間は月20~30時間前後が多く、プロジェクトや部署によっては繁忙期に月40時間を超える場合もあります
ただし、みなし残業制度(30~40時間分を固定で支給)を採用している職種が多いため、実際の残業時間は個人差が大きいです。
年間休日は120日以上(土日祝+年末年始休暇など)で、法定有給休暇も取りやすい環境。
「オンオフの切り替えは自分次第」「忙しさも自己裁量でコントロールしやすい」との口コミもあり、スタートアップ=激務のイメージを覆すバランスの良さが評価されています。

ケロケロ
全員定時退社できればいいのに…。

口コミ・評判

マネーフォワードで実際に働いたことがある社員や元社員の声を集め、年収や待遇に関するリアルな口コミをまとめました。

年収に関する良い口コミ

・「30代で年収600万円超は満足。成果を出せば若いうちから高収入も夢じゃない」
「前職よりも年収が上がった。特にエンジニアやデザイナーはスキル次第で給与レンジが広い。」
「ストックオプションもあって、長期目線で働くモチベーションになる。」
「昇進・昇給スピードが速い。年功序列よりも実力主義を感じる」

年収に関する悪い口コミ

・「ボーナスは期待できない。年俸でコツコツ昇給を狙うしかない」
「役職がつかないと年収がなかなか伸びない。」
「みなし残業分を除くと、実質の時給が下がるケースもあるので注意。」
「福利厚生や研修制度は今後もっと充実してほしい」

採用大学の傾向

マネーフォワードは新卒・第二新卒・中途採用ともに、多様なバックグラウンドの人材を積極採用しています。
主な採用校は、東京大学・京都大学・早稲田大学・慶應義塾大学など難関大学をはじめ、地方国公立大学、海外大、さらには専門学校や高専、文系・理系問わず幅広い層から入社実績があります。
選考では「ポテンシャル採用」を重視しているため、学歴フィルターは比較的緩やか。
グローバル志向やエンジニア適性、ITリテラシー、チャレンジ精神のある方が歓迎されています。
英語力や海外インターン経験など、多様な経験・スキルが評価される傾向です。

マネーフォワードに向いている人・向いていない人

マネーフォワードで活躍しやすいタイプ、逆に不向きなタイプの傾向を箇条書きでまとめました。
入社前の自己分析やキャリアプランの参考にしてください。

  • 向いている人
    • 変化や成長を楽しめる人・チャレンジ精神が旺盛な人
    • 自分で考えて動きたい人・主体性や自走力がある人
    • ITリテラシーが高い人、最新技術に興味がある人
    • スピーディな昇進・昇給を目指したい人
    • 年功序列よりも実力主義・成果主義に魅力を感じる人
  • 向いていない人
    • ルーティンワークや安定だけを重視する人
    • 変化を嫌う・指示待ちタイプの人
    • 残業や突発的な業務対応が苦手な人
    • 失敗を恐れて新しいことに挑戦できない人
    • 自己成長やスキルアップにあまり関心がない人

「新しいことにワクワクできる人」「自分の市場価値を高めたい人」には、最適なフィールドです。

FAQ

Q. マネーフォワードの平均年収・中央値はいくら?

A. 直近2020年度の平均年収は614万円
中央値は公開されていませんが、平均の0.9~0.95倍と推計され、550万~580万円程度と考えられます。

Q. 何年目で600/800/1000万円に届く?

A. 600万円は30歳前後~リーダーポジション昇格で到達が目安。
800万円はマネージャー昇格後(30代中盤~後半)、1000万円は部長など上位管理職昇格(40代以降が目安)です。
成果やスキル・昇進スピードによって、到達時期に大きな個人差があります。

Q. 年代・職種で年収はどのくらい違う?

A. 20代は400~500万円、30代は540~800万円が目安。
エンジニア・デザイナー・専門職は500~1000万円とレンジが広く、営業職は成果次第で大きな上振れも。
職種・役職ごとの年収差は大きいのが特徴です。

Q. 初任給と新卒1年目の想定年収は?

A. 学部卒・院卒ともに月給25万~30万円が中心。
完全年俸制のため、初年度年収は400万~500万円が目安です(みなし残業含む)。

Q. 残業時間やワークライフバランスは?

A. 平均残業は月20~30時間、有給取得率は60~70%、休日日数は120日以上
繁忙期以外はリモート・フレックスも活用でき、比較的ワークライフバランスの取りやすい環境です。

まとめ:マネーフォワードは成長ベンチャー×やや高年収の注目企業!

マネーフォワードは、20~30代の若手社員が多く、スタートアップらしい成長環境とやや高めの年収が両立する注目のフィンテック企業です。
「実力主義・成果主義」「多様な働き方」「早期昇進」など、キャリアアップを本気で目指す人には絶好の職場。
一方で、安定重視・年功序列志向の人にはやや合わない面もあるため、自分の価値観やライフスタイルと照らし合わせて選びましょう。

ケロケロ
みんなストックオプション持てばいいのに…。

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