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【2025年版】野村総合研究所(NRI)の年収は?平均・年代別・初任給・福利厚生まで徹底解説

野村総合研究所(NRI)は年収が高いって本当?
コンサル・IT業界志望の方や、転職を考えている方は「NRIのリアルな給与事情」を知りたいはず。
本記事では、最新の平均年収や役職別・年代別年収、初任給・手取り・福利厚生まで徹底的に解説します!
高年収の仕組みや働き方、評判、エリート採用の実態まで盛りだくさんでお届け。
コンサルやITエンジニア志望はもちろん、「安定して高収入を狙いたい」方も要チェックです!

目次

野村総合研究所(NRI)の平均年収・中央値は?業界内の位置付けも解説!

まずはNRIの平均年収と、業界内での水準を解説します。
「年収1,000万円超え」がスタンダードと言われる野村総合研究所、その真相やコンサル業界での位置付けをデータでしっかりチェックしていきましょう!

平均年収

2025年3月期のNRI(野村総合研究所)の平均年収は1,322万円(平均年齢39.9歳)です。
日本の平均的な上場企業の年収と比較すると2倍以上、また大手シンクタンク・IT企業の中でもトップクラスの年収水準。
「30代で年収1,000万円超」も珍しくなく、入社後着実に年収が上昇していくのがNRIの特徴です。
また、若手のうちから賞与や残業代も充実しているため、20代後半〜30代前半で年収800〜1,200万円が十分射程圏内に入ります。

業界内での位置づけ:非常に高水準(同業比較の一言メモ)

NRIは、シンクタンク・ITコンサル業界の中でも非常に高い年収水準に位置します。
30歳時点の推定平均年収ランキングでも、外資系コンサル大手(マッキンゼー、BCG、ベイン)に次ぐ「国内トップクラス」水準。
国内総合シンクタンク・コンサル企業の中では「給与水準は圧倒的に高い」と評判です。
この待遇、業界全体で普通になればいいのに…。

野村総合研究所(NRI)の年収推移(過去8年)

NRIはここ数年、安定して平均年収1,200万円台〜1,300万円台をキープ。
業績の波にも左右されにくく、安定した給与体系と高い水準が大きな魅力です。
直近8年間の平均年収推移をまとめました。

年度 平均年収 平均年齢
2025年3月期 1,322万円 39.9歳
2024年3月期 1,272万円 40.2歳
2023年3月期 1,242万円 40.6歳
2022年3月期 1,232万円 40.6歳
2021年3月期 1,225万円 40.5歳
2020年3月期 1,235万円 40.4歳
2019年3月期 1,222万円 40.3歳
2018年3月期 1,166万円 40.2歳

このように毎年安定して1,200万円台〜1,300万円台を維持。
景気や業績に大きく左右されることが少ないため、「安心して長く高収入を目指したい人」にとっては最適な環境です。
毎年100万円ずつ昇給できればいいのに…。

年代・職種・役職別の年収目安

NRIの年収は、年代・職種・役職によって大きくステップアップしていきます。
「20代で年収1,000万円突破」「実力次第で2,000万円超え」も現実的!
ここでは、各年代や役職ごとの年収レンジ、そして実際の職群ステップについて詳しく解説します。

年代別(20代/30代/40代/50代)

野村総合研究所では、入社から10年目まで「年功序列」と「実力主義」がミックスされた年収カーブとなっています。
25歳(入社3年目):500~550万円
30歳前後(6~9年目):800~1,200万円
35歳:1,000~1,200万円
40歳:1,400万円以上(評価・役職次第で2,000万円も可)
45歳~50歳:1,500万円~2,400万円(チーフエキスパート・マネジメントクラス)
昇進ペースによる個人差はあるものの、順調にキャリアアップすれば30代半ばで年収1,000万円超、40代で1,500万円超が十分狙えます。

職種別(例:コンサルタント/エンジニア/事務職)

NRIは職種ごとに大きな年収差はなく、職群(役職)と評価で給与が決定されるのが基本です。
コンサルタント、ITエンジニア、シンクタンク研究員、いずれも新卒入社の場合は「メンバー」からスタートし、
アソシエイト → シニアアソシエイト → エキスパート…と昇進に伴い年収レンジが広がります。
プロジェクト単位での評価や専門性を活かした活躍が評価されやすく、部門による大幅な差はありません。
ただしマネジメントや営業成果による一時的なインセンティブがつくこともあり、トップ層では役割に応じて年収2,000万円超も狙えます。

役職別(メンバー/アソシエイト/シニアアソシエイト/エキスパート/チーフエキスパート/マネジメント)

NRIの給与レンジは役職(職群)ごとに明確なテーブルがあります。

役職 年次 年収目安
メンバー 1-3年目 450~500万円
アソシエイト 3-6年目 600~800万円
シニアアソシエイト 6-9年目 800~1,200万円
エキスパート 10年目~(実力次第) 1,400~2,000万円
チーフエキスパート 13年目~(実力次第) 2,000~2,400万円
マネジメント 16年目~(実力次第) 2,500万円~

昇進スピードや評価によって個人差がつき始めるのは「エキスパート」以降。
シニアアソシエイトまではほぼ全員が昇進できますが、それ以降はプロジェクト成果やリーダーシップが問われます。

ケロケロ
みんなエキスパート以上で横並びにすればいいのに…。

初任給・新卒1年目の年収

新卒1年目の給与や、実際の初年度想定年収が気になる方も多いはず。
ここでは大卒・院卒別の月給や、ボーナス・残業代込みでのモデルケースを紹介します。

学部卒/院卒の月給・賞与・想定年収

2025年入社の初任給は以下の通りです。
– 学部卒:月給276,500円
– 院卒:月給304,500円
この基本給に加え、年2回の賞与・残業代が支給されるため、
1年目でも年収400~500万円台が現実的な目安となります。
また、家賃補助(月6万円)も支給対象となるため、手取りベースでも余裕を感じやすい水準です。

モデルケース(残業月10h想定)

学部卒・1年目モデルケース(賞与・残業代含む)の年収シミュレーションです。
– 月給:276,500円 × 12ヶ月 = 3,318,000円
– 賞与:基本給の約5ヶ月分 = 1,382,500円
– 残業代:月10時間で月額約15,000円 × 12ヶ月 = 180,000円
合計:3,318,000円 + 1,382,500円 + 180,000円 = 約4,880,500円
この他に家賃補助(月6万円×12ヶ月=72万円)も加算され、実質的な経済的メリットはさらに大きいです。

賞与・昇給・インセンティブ

NRIは年収に占める賞与(ボーナス)の比率が非常に高いことで知られています。
また、毎年の昇給額や昇進のタイミングも明確に設計されているため、安定した給与アップを見込めるのが魅力。
この章では、賞与・昇給・インセンティブの特徴を詳しくご紹介します。

支給回数/目安月数/評価軸・等級制度の概要

NRIの賞与は年2回(夏・冬)支給され、年間支給額は基本給の約9か月分という高水準。
特にシニアアソシエイト以上になると評価や成果に応じて賞与金額が大きく変動し、優秀な人材には高額なインセンティブが支給されます。
昇給は原則年1回で、アソシエイトまでは年功序列で横並びの昇給がベース。
シニアアソシエイト以降は、プロジェクトの成果やリーダーシップ、社内資格・TOEICスコアなども評価対象となり、飛び級昇進や大幅昇給も可能です。
評価制度は半期ごとにMBO(目標管理)方式で上司と面談し、目標の達成度で査定される仕組み。
また、エキスパート・マネジメントクラスでは業績連動の賞与比率が大きくなり、2,000万円超の年収も現実的です。
賞与10ヶ月分が標準になればいいのに…。

手取り額の目安(年収1,322万円・単身)

高年収企業NRIで実際に手元に残る「手取り」が気になる方も多いはず。
ここでは平均年収(1,322万円、40歳モデル)での年間・月間手取り額を詳しく解説します。
税金や社会保険料の控除も含めてリアルにシミュレーション!

月次/年次の概算手取り(控除の簡易内訳)

NRI社員・平均年収1,322万円(40歳・単身)の場合、控除後の年間手取りは約926万円月間手取りは約77万円です。
主な控除内訳は以下の通り:
– 額面年収:13,220,000円(年)/1,101,666円(月)
– 所得税:約1,481,500円(年)
– 住民税:約934,400円(年)
– 健康保険:約648,114円(年)
– 厚生年金:約713,700円(年)
– 雇用保険:約79,320円(年)
– 介護保険:約104,640円(年)
差し引きで約9,258,326円/年(月換算約77万円)が手取り額となります。
税金・社会保険の負担は重いですが、それでも十分な可処分所得が確保できる点がNRIの魅力。

ケロケロ
控除を半分にすればみんな豊かになるのに…。

福利厚生・待遇

野村総合研究所(NRI)は年収だけでなく、福利厚生や働きやすさでも高評価を集める企業です。
大手ならではの各種サポートや制度が揃っているため、長期的なキャリアやライフプランを描きやすい環境が整っています。
ここでは休暇・金銭・育成キャリアの観点から、NRIの福利厚生・待遇をまとめてご紹介します。

休暇・働き方(有給取得率/在宅・フレックス)

NRIは有給取得率が69.2%(2024年度)と、IT・コンサル業界の中でも高水準。
平均残業時間も6.5時間/月(2024年度)と非常に短く、ワークライフバランスのとりやすさが大きな魅力です。
在宅勤務(リモートワーク)制度や、フレックスタイム制度も導入されており、家庭事情や個人のスタイルに合わせて柔軟に働くことが可能。
プロジェクトの繁忙期を除けば、休暇取得や働き方の自由度が高く、プライベートを重視したい方にもおすすめです。

金銭系(退職金/住宅手当/持株会/年金)

NRIの住宅手当・家賃補助は月6万円(シニアアソシエイト昇進まで支給/自己名義の持ち家も対象)と、コンサル業界屈指の手厚さ。
自社株購入制度(社員持株会)では、NRI株を10%割引で購入可能+2年ごとの社員向け配当もあり、
確定拠出年金・退職金制度も充実しており、将来設計や資産形成にも有利です。
保養施設の優待や各種慶弔金・医療費補助など、家族にも嬉しいサポートが揃っています。

育成・キャリア(研修/公募/異動制度)

新卒~若手の段階では集合研修やOJT、専門職研修など育成制度が豊富。
社内公募やジョブローテーションもあり、IT/コンサル/研究/管理部門など様々なキャリアにチャレンジ可能です。
近年は社内副業・副業解禁の動きも拡大しており、自分の志向に合わせた多様な働き方・スキルアップが可能。
TOEICや社内資格などのスキルアップ支援も整っており、外資系コンサル並みのプロフェッショナル育成環境が魅力です。

野村総合研究所(NRI)は激務?労働時間の実態

NRIの働き方は「コンサル業界=激務」のイメージとどう違う?
ここでは、平均残業時間・みなし残業・休日日数・離職率など、リアルな労働環境を徹底解説します。

平均残業時間/みなし残業の有無/休日日数

NRIの平均残業時間は6.5時間/月(2024年度)と、他の大手コンサル・IT企業と比べても圧倒的に短い水準です。
みなし残業(固定残業)はなく、若手~中堅までは実働分の残業代が支給される制度。
年間休日は120日以上、有給休暇も取りやすいため、合計130日超の休みを取る社員も多数。
また離職率は3.2%(2023年度)と業界平均より低く、安心して働ける企業風土が根付いています。

ケロケロ
全員が残業ゼロ&有休100%消化できればいいのに…。

口コミ・評判

NRIで実際に働く社員・元社員の声を集めて、年収・働き方・社風などのリアルな評判をまとめました。
良い口コミと悪い口コミを両方チェックすることで、入社後のギャップも少なくなるはずです。

年収に関する良い口コミ

「30歳前後で年収1,000万円を超えるのはかなり満足感がある」
「賞与がとにかく大きい。年収の約3分の1以上がボーナスという年もあり、業績が良い時は家計に余裕が出る」
「同世代の中でも圧倒的に高収入。家賃補助も大きく、実質的な手取りはさらに多いと感じる」
「昇進が見込める実力主義と、安定的な昇給の年功序列がバランスよく共存していて安心」
「残業代がしっかり出るし、有給も取りやすい」など、高収入・働きやすさ・福利厚生への満足度が高い声が多数です。

年収に関する悪い口コミ

「エキスパート以上への昇進はかなり狭き門で、評価が分かれる」「年収は高いが、税金・社会保険料の負担が重い」
「賞与に業績連動の割合が高いので、悪い年は年収が下がることもある」
「プロジェクト次第では残業が一時的に増えたり、繁忙期は休日出勤も発生」
「マネジメントやチーフエキスパートに進めないと、昇給は頭打ちになる」
といった、「高収入の維持には実力や努力も求められる」現実的な声も見られます。

採用大学の傾向

NRIは「エリート企業」のイメージがありますが、実際の採用大学は東大・京大・一橋・東工大などトップ国立から、慶應・早稲田・MARCH・地方国立まで多岐にわたります。
学歴フィルターが厳しいわけではなく、ポテンシャル重視の総合選考が特徴です。
公式採用実績データによると、毎年ボリュームゾーンは難関国立・有名私立ですが、幅広い大学から採用されている点もNRIならではです。

新卒向けワンポイント(内定後すぐにやること)

NRIの内定を獲得したら、入社までの時間を有効活用するのが成功の秘訣。
英語力(TOEICや会話力)のブラッシュアップは特におすすめです。
また、Excel・PowerPointのスキルやITリテラシーを磨いておくと、配属後の業務がスムーズになります。
NRIはプロジェクトごとに異なるビジネス領域を担当することも多いので、日経新聞や経済・業界ニュースのチェックも役立ちます。
内定者同士の交流やOB訪問でネットワークを広げておくと、配属後も安心です。

野村総合研究所(NRI)に向いている人・向いていない人

NRIは高年収・安定性・成長環境がそろった会社ですが、向き不向きもはっきりしています。
自分に合った働き方や価値観かどうか、下記ポイントをチェックしましょう!

  • NRIに向いている人
    • 論理的思考力やコミュニケーション力を活かして成長したい人
    • 高い収入・評価を得ながらもワークライフバランスを重視したい人
    • 大手企業で安定したキャリアを築きたい人
    • 幅広いビジネスやITプロジェクトにチャレンジしたい人
    • 実力主義と年功序列の“いいとこ取り”を求める人
  • NRIに向いていない人
    • 変化のないルーティンワークを好む人
    • プロジェクト型の働き方や異動・多様な業務が苦手な人
    • 昇進や成果に対するプレッシャーが嫌な人
    • 短期間での超高収入や外資レベルのスピード出世を求める人
    • ワークライフバランスだけを最重視したい人

FAQ

Q. 野村総合研究所(NRI)の平均年収・中央値はいくら?

A. 直近2025年度の平均年収は1,322万円(平均年齢39.9歳)。
中央値は非公開ですが、平均×0.9〜0.95で1,200万前後が推定レンジです。

Q. 何年目で600/800/1,000万円に届く?

A. 3年目で600万円、6〜9年目のシニアアソシエイト昇進で800〜1,200万円、
30代前半で1,000万円に到達する社員も多数。エキスパート昇進後は1,400万円超も可能です。

Q. 年代・職種で年収はどのくらい違う?

A. 20代後半で500〜800万円、30代で800〜1,200万円、40代で1,400万円以上。
コンサル/エンジニアなど職種ごとの年収差は小さく、年次・役職で大きく変わります。

Q. 初任給と新卒1年目の想定年収は?

A. 学部卒:月給276,500円、院卒:月給304,500円。
賞与・残業代含め1年目の想定年収は約400~500万円台が現実的です。

Q. 残業時間やワークライフバランスは?

A. 平均残業時間6.5時間/月、有給取得率69.2%、年間休日120日以上。
プロジェクトにより繁忙期もあるが、働きやすさや制度は業界トップクラスです。

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