「リクルートの年収は本当に高い?」「新卒や若手、管理職の給与はどのくらい?」「ボーナス・昇進スピード・働き方の実態は?」
この記事では2025年最新版の有価証券報告書や公式データ・現役社員の口コミをもとに、リクルートの年収・昇進・福利厚生・評判まで徹底解説!
昇進で年収1,000万を超えるのは何年目?グレードごとの給与レンジや「やりがい」「激務」評判もリアルにまとめました。
「転職でキャリアアップしたい」「外資系と迷っている」そんな方もぜひ参考にどうぞ。
リクルートの平均年収・中央値はいくら?業界内の位置付けも解説!
リクルート・ホールディングスの2025年3月期の平均年収は1,145万円(平均年齢40.5歳)。
7年連続で900万円~1,100万円超をキープしており、人材・IT大手グループの中でもトップ水準。
持株会社の数字なので、事業会社のリクルート本体よりやや高いものの「大手商社やコンサル並み」「若手~管理職で年収ジャンプが狙える」企業として評判です。
平均年収
2025年3月期の平均年収は1,145万円(平均年齢40.5歳)。
過去7年間で約200万円アップしており、外資IT・大手商社級の高年収。
管理職やGM・部長クラスなら年収1,600万円~2,000万円も狙えます。
評価次第で20代・30代でも高収入を目指せるのが最大の特徴です。
業界内での位置づけ:人材業界トップ・外資ITと並ぶ水準(同業比較メモ)
「人材×IT」の日本最大級グループだけに、年収水準は電通・博報堂や外資コンサル・大手総合商社に迫るレンジ。
同じ人材サービス業界では断トツで高年収帯であり、20代の昇給ペース・スピード出世も業界随一と評価されています。

リクルートの年収推移(過去7年)
リクルート・ホールディングスの平均年収・平均年齢は、2018年以降ずっと950万円~1,100万円超を安定維持。
2021~2025年はデジタル人材需要の高まりや海外M&A効果もあり、年収カーブがさらに上昇中。
「国内IT人材トップクラス」「実力主義で若手も稼げる」と業界でも話題です。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2025年3月期 | 1,145万円 | 40.5歳 |
2024年3月期 | 1,119万円 | 39.8歳 |
2023年3月期 | 1,139万円 | 39.3歳 |
2022年3月期 | 998万円 | 38.9歳 |
2021年3月期 | 951万円 | 38.7歳 |
2020年3月期 | 965万円 | 37.5歳 |
2019年3月期 | 962万円 | 37.7歳 |
2018年3月期 | 958万円 | 35.1歳 |
「若手・管理職どちらも高水準」「評価が昇進・昇給・賞与にダイレクト反映」で、年収アップ狙いの転職先としても大人気。
年代・職種・役職別の年収目安
リクルートは年功序列ではなくグレード(ミッショングレード)と評価で年収が決定します。
「20代で年収1,000万円」「30代で部長・GMクラス」が現実にあり得る環境で、評価・成果主義の象徴的な会社です。
年代別(20代/30代/40代/50代)
20代(MG1~MG4)は400~900万円が中心。
30代でGMクラス(MG7~MG8)に昇格すれば1,200~1,600万円、
部長クラス(MG9~MG11)は1,600~2,000万円も可能。
40代~50代はGM/部長/エグゼクティブ層が大きな割合を占め、“30代で年収2,000万円プレイヤー”も出現します。



職種別(営業/企画/エンジニア/コーポレート)
職種ごとにスタートレンジはやや異なるものの、基本はグレードごとの年収テーブル共通。
営業はインセンティブ・成果連動色が強め、エンジニア・プロダクト企画は専門スキルで抜擢昇進も多い。
コーポレート職も「ジョブローテでキャリアUP&昇格」が可能です。
役職別(MG1~12)
リクルートのグレード(MG)別年収レンジは下記の通りです。
グレード | 役職 | 年次イメージ | 年収イメージ |
---|---|---|---|
MG1-3 | ジュニアメンバー | 1~3年目 | 400~650万円 |
MG4-6 | ミドルメンバー | 4~6年目 | 650~1,000万円 |
MG7-8 | GM | 7年目~ | 1,200~1,600万円 |
MG9-11 | 部長 | 10年目~ | 1,600~2,000万円 |
MG12 | エグゼクティブ | 実力次第 | 2,000万円~ |
20代・30代のうちにGM~部長へと昇進すれば、外資コンサル・大手商社並みの高年収も現実的です。
昇進スピード・評価ペースで年収カーブに大きな差が出ます。
初任給・新卒1年目の年収
リクルートの初任給は大卒で月給32.6万円(2025年)と国内最高峰クラス。
賞与・残業・インセンティブ込みなら1年目から年収400~500万円も十分狙えます。
学部卒の月給・賞与・想定年収
学部卒月給32.6万円×12=391.8万円+賞与+残業代で年収400~500万円が初年度の相場。
スタートから“外資級・メガベンチャー級”の収入で、早期昇進による昇給幅も抜群です。
モデルケース(残業月25h想定)
みなし残業35時間込みですが、超過分は別途支給。
1年目から月残業25~30hなら、初年度年収450万円前後も可能。
賞与・昇給も年2回なので、「頑張り次第でどこまでも伸びる」社風です。
賞与・昇給・評価制度
リクルートの賞与(ボーナス)は年2回(6月・12月)支給で、合計基本給の約4~6ヶ月分が目安。
「グレード評価×半期の達成度」で賞与額が大きく変動し、A評価以上なら毎回10万~50万円単位でアップも珍しくありません。
昇給・昇進は年2回の評価タイミングで決定、年1~2段階のグレード昇格が可能。
20代でGM・部長になる「スピード出世型」も多く、評価の結果で年収100万単位でジャンプすることも。



支給回数/目安月数/評価軸・等級制度の概要
賞与は年2回(6月・12月)、1回あたり2~3ヶ月分、年間4~6ヶ月分。
評価はE~SSSSの11段階で、上位評価ほど賞与・昇給ペースが加速。
グレード(MG)昇格は実力主義で、早期昇格・高年収を狙う人にチャンスが多い社風です。
手取り額の目安(年収1,145万円・単身)
年収1,145万円の場合、年間手取りは約817万円/月68万円(2025年・41歳モデル)。
所得税・住民税・社会保険料を差し引いても、十分な余裕ある生活レベル。
みなし残業35h込みでさらに手取り実感は高め、首都圏でも“年収1,000万の生活水準”が十分実現できます。
月次/年次の概算手取り(控除の簡易内訳)
年収1,145万円の場合、
所得税約109万円/住民税約77万円/健康保険約55万円/厚生年金約71万円/雇用保険約7万円/介護保険約9万円などが控除。
手取り率は約71%、月々の手取り約68万円で安定感もバッチリ。
福利厚生・待遇
リクルートの福利厚生は「ベンチャー×大手」のいいとこ取りで、多様なライフステージ・働き方をサポート。
確定拠出年金・持株会・退職一時金の資産形成はもちろん、アニバーサリー休暇やSTEP休暇など“独自の特別休暇制度”も充実。
育休・介護・短時間勤務も普及しており、男女問わずキャリア継続・家庭両立がしやすいと評判です。
休暇・働き方(有給取得率/特別休暇/フレックス・在宅)
年間休日120日以上・有給取得率54.3%(2023年度)。
アニバーサリー休暇(連続4日+5万円支給)、STEP休暇(3年ごとに14~28日連休取得OK)など“自分や家族のための休み”も取得しやすい環境。
リモートワーク・フレックス・時差出勤も浸透しており、「働きやすさ」もトップIT企業級です。
金銭系(確定拠出年金・持株会・退職金)
確定拠出年金・持株会(奨励金あり)・住宅手当・各種一時金などもあり、資産形成も◎。
退職一時金(自己都合退職100万円支給)や社内ベンチャー制度、キャリアチェンジを後押しする制度も充実しています。
育成・キャリア(研修・公募・ジョブローテ・起業支援)
入社後研修・階層別研修のほか、ジョブチャレンジ・社内公募・職種転換・副業OK・起業支援など、成長環境は圧倒的。
「若手の抜擢」「女性管理職」「異動・起業」…自由度と成長速度の両方を求める人に最適です。
働き方・激務度・離職率・評判
「リクルート=激務?」というイメージも根強いですが、平均残業時間は26.6h/月、有給も柔軟に取得できる体制が整っています。
営業・コンサル系は繁忙期や数字プレッシャーが強いですが、“働き方改革”で労働時間も年々短縮傾向。
離職率は9.7%(2024年)で、成長意欲・転職・独立志向の高い社員が多いのも特徴。
ハードワークと裁量・成長を天秤にかけたい人、自己実現志向には“やりがいの宝庫”。



口コミ・評判
リクルートの年収・キャリア・働き方について、現役社員や転職者・退職者のリアルな口コミ・評判をピックアップ!
「実力でどんどん稼げる」「成長スピード・昇進ペースが早い」「女性も活躍できる」などポジティブな声と同時に、“激務”や“個人主義カルチャー”のギャップに戸惑う人の声も多数。
年収に関する良い口コミ
「20代で年収1,000万円、30代で部長・GMクラスも現実的」「昇給・賞与が評価に直結、実力主義で報われる」「ボーナスやインセンも大きい」「同世代と比べて貯金や生活水準が全然違う」など、
“成果を出せばどこまでも伸びる”“努力と結果を年収で実感できる”社風に満足度が高い。
福利厚生・リモート・副業自由など「働き方の多様性」も強く評価されています。
年収に関する悪い口コミ
「昇進競争・評価のプレッシャーが強い」「数字に厳しく、成果が出せないと厳しい」「長時間労働・繁忙期はやっぱりハード」「個人主義で自己管理できない人はつらい」など、
“結果が全て・自分に厳しく”というカルチャーについていけない人も一定数。



採用大学の傾向
リクルートは難関大学から幅広く優秀層を採用しているのが特徴。
2024年度ランキングでは、慶應義塾大学・早稲田大学・東京大学がTOP3、続いて上智・同志社・青学・立命館など、全国の有名大学がずらりと並びます。
“就職難易度は非常に高い”ものの、学部・専攻・地域を問わず多様な人材が活躍できる社風です。
順位 | 採用大学 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 慶應義塾大学 | 48人 |
2位 | 早稲田大学 | 40人 |
3位 | 東京大学 | 24人 |
4位 | 上智大学 | 20人 |
5位 | 同志社大学 | 16人 |
6位 | 青山学院大学・立命館大学 | 14人 |
8位 | 立教大学 | 13人 |
9位 | 明治大学 | 12人 |
10位 | 筑波大学・京都大学 | 10人 |
「個性・自主性・チャレンジ精神」が重視されるため、学歴だけでなく自分らしい実績・経験をアピールできる人が選ばれる傾向。
地方国公立や理系・文系、国際系・芸術系の出身者も活躍しています。
FAQ
Q. リクルートの平均年収・中央値はいくら?
A. 2025年度で平均1,145万円(平均年齢40.5歳)。
中央値は非公開ですが、推定1,030~1,080万円(平均の0.9~0.95倍)です。
Q. 何年目で1,000万円/1,600万円/2,000万円に届く?
A. 1,000万円は30歳前後でGM(MG7~8)昇進時、1,600万円は部長クラス(MG9~11)、
2,000万円はエグゼクティブ(MG12/実力次第)です。
Q. 年代・職種で年収はどのくらい違う?
A. 20代400~900万円/30代1,200万円~/40代で1,600万円~2,000万円超も。
営業・企画・エンジニア等、グレードごとの昇進・評価次第で差がつきます。
Q. 初任給と新卒1年目の想定年収は?
A. 学部卒32.6万円、賞与・残業込で年収400~500万円。
Q. 残業時間やワークライフバランスは?
A. 平均残業26.6h/月、有給取得率54.3%。
リモート・フレックス・特別休暇も充実、メリハリ重視の働き方が可能です。