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住友金属鉱山の年収は?平均・年代別・初任給・福利厚生まで徹底解説

住友金属鉱山で働くと年収はどのくらいもらえるの?
平均年収や役職別・年代別の年収、初任給、福利厚生、ワークライフバランスなど、就職・転職を考える方が気になる情報を徹底的にまとめました。
「住友金属鉱山って激務?」「どんな人が向いている?」などリアルな実態も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

住友金属鉱山の平均年収・中央値はいくら?業界内の位置付けも解説!

住友金属鉱山の年収水準は、非鉄金属業界の中でも高い水準に位置しています。
平均年収や業界内での比較を詳しく見ていきましょう。

平均年収

住友金属鉱山の2025年3月期の平均年収は790万円です。
平均年齢は40.5歳と、業界の中でも比較的経験豊富な社員が多いのが特徴です。
この年収は、厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとにした年収偏差値で61.4を記録しており、全国的に見ても高水準。
男性の中での偏差値は58.8、女性では70.6、大卒で58.2、大企業で55.8と、どの層でも高い評価を受けています。
住友金属鉱山は上場企業であり、有価証券報告書で毎年正確な年収データが公開されています。

年度 平均年収 平均年齢
2025年3月期 790万円 40.5歳
2024年3月期 824万円 40.7歳
2023年3月期 834万円 41.5歳
2022年3月期 788万円 42.3歳
2021年3月期 795万円 42.7歳
2020年3月期 819万円 43.0歳
2019年3月期 820万円 43.9歳

業界内での位置づけ

住友金属鉱山の年収は、非鉄金属・素材業界の中でも上位クラスに位置しています。
例えば、レゾナック(昭和電工)は1,026万円、三菱マテリアルは870万円、住友電工は850万円といった水準ですが、住友金属鉱山の790万円も十分に高い水準です。
JX金属(756万円)、古河電工(698万円)と比較しても、住友金属鉱山の年収は高く、安定した収入を得られる企業といえるでしょう。

企業 平均年収
レゾナック(昭和電工) 1,026万円
三菱マテリアル 870万円
住友電工 850万円
住友金属鉱山 790万円
JX金属 756万円
古河電工 698万円

住友金属鉱山の年収推移(過去5年)

住友金属鉱山の年収は、年度によって多少の上下はあるものの、長期的に見て安定した高水準を維持しています。
直近5年間の平均年収・平均年齢・従業員数の推移をまとめました。

年度 平均年収 平均年齢
2025年3月期 790万円 40.5歳
2024年3月期 824万円 40.7歳
2023年3月期 834万円 41.5歳
2022年3月期 788万円 42.3歳
2021年3月期 795万円 42.7歳

年代・職種・役職別の年収目安

住友金属鉱山では、年齢や役職、職種によって年収レンジが大きく異なります。
ここでは、年代別・職種別・役職別の年収目安を詳しくご紹介します。

年代別(20代/30代/40代/50代)

住友金属鉱山での年代別年収は、順調に昇進した場合、以下のようなイメージとなります。
20代前半(新卒~25歳)で450~500万円、30歳で650~700万円、35歳で850~900万円、40歳で1,000万円以上、45歳で1,100万円以上、50歳で1,200万円以上と、年齢が上がるごとに着実に年収もアップしていきます。
この水準は大手素材メーカーの中でも高い部類に入り、安定したキャリア形成が可能です。

年齢 年収
25歳 450~500万円
30歳 650~700万円
35歳 850~900万円
40歳 1,000万円以上
45歳 1,100万円以上(評価次第)
50歳 1,200万円以上(評価次第)

職種別(例:開発/営業/コーポレート)

住友金属鉱山の職種別年収は、基本的には年功序列が色濃い給与体系となっていますが、開発・技術系、営業系、コーポレート部門などで大きな差はありません。
ただし、営業職ではインセンティブが付く場合もあり、成果によっては年収が上振れすることも。
開発・技術系は専門性が高いため、評価次第で昇進スピードが早まるケースも見られます。
コーポレート部門(人事・経理・総務など)は安定した昇給が見込めます。
全体として、職種による年収格差は小さいですが、役職や評価による差が大きいのが特徴です。

役職別(一般/主任/係長/課長/部長)

住友金属鉱山の役職別年収は以下の通りです。
役職なし(1~7年目)は400~600万円、主任(8~15年目)は700~900万円、課長(15年目以降)は950~1,200万円、部長は1,200万円以上と、昇進ごとに大幅な年収アップが期待できます。
課長以上の管理職になると年収1,000万円を超えるケースが一般的です。
なお、高卒の場合は大卒より昇進が5年ほど遅れ、年収レンジも400~800万円程度となります。

役職 年次 年収
役職なし 1~7年目 400~600万円
主任 8~15年目 700~900万円
課長 15年目以降 950~1,200万円
部長 評価次第 1,200万円以上

初任給・新卒1年目の年収

住友金属鉱山の初任給や新卒1年目の年収は、毎年着実に増加傾向にあります。
大卒・院卒別の月給や賞与、モデルケースもご紹介します。

学部卒/院卒の月給・賞与・想定年収

2025年入社の初任給は大卒260,000円院卒287,400円です。
この基本給に加えて、賞与(年2回・基本給の5~6か月分)や残業代が支給されます。
新卒1年目の想定年収は、残業代や賞与を含めて約450~500万円が目安となります。

年度 大卒 院卒
2025年入社 260,000円 287,400円
2024年入社 260,000円 287,400円
2023年入社 232,950円 250,390円
2022年入社 229,950円 244,390円
2021年入社 229,950円 244,390円

モデルケース(残業月20h想定)

新卒1年目で残業が月20時間程度あった場合、残業代を含めた年収は約480~520万円となるケースが多いです。
賞与は業績によって変動しますが、平均的な年であれば基本給の5~6か月分が支給されるため、初年度からしっかりとした収入が見込めます。

賞与・昇給・インセンティブ

住友金属鉱山の賞与や昇給、評価制度について詳しく解説します。

支給回数/目安月数/評価軸・等級制度の概要

賞与は年2回(夏・冬)支給され、基本給の5~6か月分が目安です。
業績によって増減があり、好調な年度は賞与が大きく上振れすることも。
昇給は年1回で、年功序列色が強いものの、MBO(目標管理制度)による評価も導入されています。
等級制度は「役職なし→主任→課長→部長」と明確なステップがあり、昇進ごとに大幅な年収アップが期待できます。

手取り額の目安(年収790万円・単身)

住友金属鉱山の平均年収(790万円)をもとに、実際の手取り額をシミュレーションします。

月次/年次の概算手取り(控除の簡易内訳)

年収790万円・41歳・単身の場合、年間の手取り額は約583万円、月の手取りは約49万円となります。
主な控除項目は、所得税・住民税・健康保険・厚生年金・雇用保険・介護保険など。

項目 年収 月収
額面収入 7,900,000円 658,333円
所得税 416,500円 34,708円
住民税 442,000円 36,833円
健康保険 386,490円 32,207円
厚生年金 713,700円 59,475円
雇用保険 47,400円 3,950円
介護保険 62,400円 5,200円
手取り 5,831,510円 485,959円

福利厚生・待遇

住友金属鉱山は、福利厚生が充実している点も大きな魅力です。
住宅手当や社宅、持株会、年金制度、育成・キャリア支援など、社員の生活と成長を多方面からサポートしています。

休暇・働き方(有給取得率/在宅・フレックス)

有給休暇取得率は85.2%(2023年度)と非常に高く、ワークライフバランスを重視した働き方が可能です。
在宅勤務やフレックス制度の導入状況は部署によって異なりますが、働き方改革の一環として柔軟な勤務体制が進んでいます。
ノー残業デー(月初以外の毎週水曜)も実施されており、長時間労働の抑制にも積極的です。

金銭系(退職金/住宅手当/持株会/年金)

各事業所に寮・社宅を整備しており、入居要件を満たせば家賃負担を大きく軽減できます。
退職年金・企業年金基金・確定拠出年金など年金制度も充実。
社員持株会や各種社会保険(健康・介護・雇用・労災・厚生年金)も完備されており、将来に向けた資産形成も安心です。

育成・キャリア(研修/公募/異動制度)

社有研修所を活用した研修制度が整っており、入社後も継続的なスキルアップが可能です。
ジョブリターン制度や公募・異動制度もあり、ライフイベントやキャリア志向に合わせて柔軟なキャリア設計ができます。
産前産後休暇・育児休業・看護欠勤・介護休業など、家庭と仕事の両立も支援しています。

住友金属鉱山は激務?労働時間の実態

住友金属鉱山の働き方は「激務」なのか、それとも「ホワイト」なのか、公式データをもとに解説します。

平均残業時間/みなし残業の有無/休日日数

2023年度の平均残業時間は16.3時間/月と、業界平均よりも短めです。
みなし残業制度は基本的に導入されておらず、超過分はしっかりと残業代が支給されます。
年間休日数は120日以上が一般的で、有給休暇の取得率も高いことから、ワークライフバランスを重視したい方にもおすすめです。
PCのログオン・ログオフ記録による労働時間管理や、ノー残業デーの徹底など、働き方改革にも積極的に取り組んでいます。

年度 平均所定外労働時間
2023年度 16.3時間
2022年度 16.6時間
2021年度 16.1時間
2020年度 17.9時間
2019年度 17.9時間
2018年度 14.7時間

口コミ・評判

住友金属鉱山で実際に働く社員や元社員の口コミから、年収や働き方に関するリアルな声を集めました。

年収に関する良い口コミ

「年功序列で安定して昇給し、長く働けば働くほどしっかり年収が上がる」「賞与が業績によって大きく増える年もあり、モチベーションにつながる」「福利厚生が手厚く、住宅手当や社宅制度で生活費が抑えられる」など、安定した高年収と福利厚生の充実を評価する声が多く見られます。

年収に関する悪い口コミ

「年功序列が強く、若いうちは年収が伸びにくい」「評価制度が導入されているが、同年代では差がつきにくい」「中途入社の場合、スタート時の年収が新卒と異なることがある」など、実力主義を求める人には物足りなさを感じるという声も一部あります。

採用大学の傾向

住友金属鉱山は、全国の国公立・私立・大学院から幅広く採用を行っています。
理系・文系問わず多様なバックグラウンドの学生が活躍しており、学歴フィルターは比較的緩やかです。

  • 主な採用校:東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、名古屋大学、九州大学、北海道大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、立教大学、同志社大学、立命館大学 など
  • 選考傾向:学部・院卒ともに幅広く、人物重視の選考が行われています。

新卒向けワンポイント(内定後すぐにやること)

内定後は、住友金属鉱山の事業内容や配属先の業務について自主的に情報収集しておくのがおすすめです。
また、福利厚生や社宅制度の利用条件、配属地の生活環境なども早めに確認しておくと安心です。
入社前研修や同期との交流イベントがある場合は積極的に参加し、ネットワーク作りを進めておきましょう。

住友金属鉱山に向いている人・向いていない人

住友金属鉱山で活躍できる人、そうでない人の特徴をまとめました。

  • 向いている人
    • 安定した環境で長く働きたい人
    • 年功序列型の組織で着実にキャリアアップしたい人
    • 福利厚生やワークライフバランスを重視する人
    • 技術や専門性を活かしたい理系出身者
  • 向いていない人
    • 若いうちから高年収・高ポジションを狙いたい人
    • 実力主義・成果主義の環境を求める人
    • 変化やスピード感のある職場を好む人

FAQ

Q. 住友金属鉱山の平均年収・中央値はいくら?

A. 直近2025年3月期で平均790万円。中央値は公開値がありませんが、平均×0.9~0.95の推定で710~750万円程度と考えられます(年功序列型のため中央値も高め)。

Q. 何年目で600/800/1000万円に届く?

A. 600万円は7年目前後(主任昇進前後)、800万円は15年目前後(課長昇進時)、1,000万円は課長以上で15年目以降が目安です。評価ランクや等級によって前後します。

Q. 年代・職種で年収はどのくらい違う?

A. 20代は450~500万円、30代は650~900万円、開発・技術系は700~1,000万円、営業はインセンティブ込みで同程度、コーポレート部門も大きな差はありません。

Q. 初任給と新卒1年目の想定年収は?

A. 学部卒260,000円・院卒287,400円、想定年収は450~500万円(残業月20hモデル)。

Q. 残業時間やワークライフバランスは?

A. 平均残業16.3h/月、有休取得率85.2%、休日日数は120日以上と、ワークライフバランス重視の働き方が可能です。

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